ターミノロジー学の理論と応用―情報学・工学・図書館学

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130010375
  • NDC分類 801.4
  • Cコード C3000

内容説明

今日学際化、ビジネスの国際化の進展にともない、情報検索、翻訳、標準化などにおける“用語”は様々な分野において一層その重要性を増している。とくに例えば建築、医学、法律といった専門分野においてそうである。また一般的にも、今日インターネットによって瞬時に大量の情報が入手できる状態にあるが、逆に用語の概念の食い違いなどによるノイズも増大していることが指摘されている。さらに「知識」に関する議論や、その背景にあるメタ知識、暗黙知、創造性などといった「知」の問題でも、同様に用語や概念の相互理解ができていないために議論が十分に噛み合わないなどといったことがあり、広い分野で用語の整備が緊急に望まれている。本書はこういった要望に応えて用語やその背景にある「概念」に焦点をあわせた総合的な研究書である。

目次

第1部 序論(ターミノロジー学のエッセンス)
第2部 ターミノロジー学の理論と活動(ターミノロジー学の理論;ターミノロジー活動のアウトライン)
第3部 ターミノロジー学の応用と展開(ターミノロジー学の知識への応用;ターミノロジー学の展開―いくつかの試み)

著者等紹介

岡谷大[オカヤユタカ]
1946年岩手県に生まれる。1970年東北大学教育学部教育学科(教育哲学・教育史専攻)卒業。同大学院進学。現在、東京農工大学附属図書館専門職員、「化学情報検索法」非常勤講師。研究テーマはターミノロジー学の学際的研究と特許・発明支援のTDB構築ほか

尾関周二[オゼキシュウジ]
1947年岐阜県に生まれる。1974年京都大学大学院博士課程哲学専攻修了。現在、東京農工大学農学部・連合農学研究科教授。社会学博士。研究テーマは環境哲学・コミュニケーション哲学・人間社会学
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