出版社内容情報
巻頭企画
戸部良一氏インタビュー/アジア太平洋戦争とは何か 開戦前情勢、推移、終戦までを解説/なぜ日本は米英と開戦したのか 最近の研究や説を踏まえて解説/日米の戦力比較 国力、軍備、ダメージコントロール思想など
第1章 怒濤の日本軍
ノモンハン事件(1939年5月~9月)満州国とモンゴルとの国境争い/マレー・シンガポール作戦(41年12月~42年2月)海戦で大艦巨砲主義から航空機優位に/真珠湾攻撃(1941年12月8日)ハワイのアメリカ太平洋艦隊を奇襲/フィリピン攻略戦(41年12月10日~1942年1月2日)フィルピンを占領。バターン死の行軍/蘭印作戦(42年1月9日~3月9日)南方の石油確保。蘭印占領
第2章 米英の反攻
ミッドウェー作戦(42年6月5日~7日)空母4隻、航空機約300機を失う。日米の岐路/ガダルカナル作戦(1942年8月7日~1943年2月7日)敗戦に向かう転換点。ソロモン海戦も/「い」号作戦(1943年4月7日~15日)ニューギニアへの増援作戦。山本五十六撃墜死/キスカ島撤退作戦(1943年5月27月~7月29日)守備隊全員撤退に成功/インパール作戦(1944年3月8日~1944年7月3日)英印攻略失敗。3万人が犠牲/大陸打通作戦(1944年4月17日~12月10日)本土空襲阻止の中国戦線最大規模の侵攻作戦
第3章 追い詰められた日本
サイパン島玉砕(1944年6月15日~7月9日)本土が空襲圏内に/ペリュリュー島の戦い(1944年9月15日~11月27日)米軍を2か月半引き付けた戦い/レイテ沖海戦(1944年10月23日~10月26日)連合艦隊が事実上潰滅/フィリピン防衛戦(1944年10月20日~1945年8月15日)捷一号作戦によりフィリピンを死守/硫黄島の戦い(1945年2月19日~3月26日)本土防衛の最前線/沖縄戦(1945年4月1日~6月22日)一般人の多くが犠牲に
最終章 終戦のかたち
「どのようにして終戦を迎えたのか」―ポツダム宣言にいたる流れ、宮城事件、玉音放送まで/「終戦が決まっても戦いは続いた」――決号作戦、ソ軍侵攻、占守島戦、樺太侵攻など
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