出版社内容情報
電磁気はどうも苦手、数式が多く、イメージがわかない。そんな人にぜひ薦めたい本。電気現象は、重力などと違い、目に見えない分わかりにくい。本書は、日常なじみの静電気や磁石の現象から始めて、マクスウェル方程式や相対論まで、実感できる電磁気学をめざす。簡単な例題を解きながら、自然に学習の勘所が身につけられる。
内容説明
数式で考える前にまず実験!divやrot、線積分や面積分、…、といった数学に惑わされず、電気・磁気現象の物理イメージをつかむ。
目次
電気とはなんだろう
磁気を「場」としてとらえる
電場とは何か
ガウスの法則から電場を求める
電荷分布から電位へ
絶縁体と誘電体
電池と定常電流
アンペールの法則とビオ‐サバールの法則
電気をつくる
ベクトルポテンシャルとは何か
マクスウェル方程式と電磁波
光を追い越せるか―相対性理論幽門
著者等紹介
生井澤寛[ナマイザワヒロシ]
1941年千葉市に生まれる。1964年東京大学物理学部物理学科天文学コース卒。現在、放送大学客員教授、理学博士。専攻は物性理論、低温物理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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