感想・レビュー
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hi
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先に読んでた「板倉勝宣くんの死」の、その板倉勝宣くんである。登山家は、純粋に山が好きか、山頂を極めることによって名を上げることを重視してるか大抵どっちかだけど、板倉さんはとにかく山の仲間とワイワイするのが好きそうな、ちょっと珍しいタイプかなーと思った。こんな遺稿をまとめざるを得なかった山仲間たちは、ほんとたまらんと思うよ。「右を見ても山、左を見ても山、前後左右ことごとく山である。この偉大なる景に接する時、人の心は真面目になる(35p)」「山だ山だ。この清澄がどこに求め得られよう(59p)」「頭にはなにも→2018/02/07
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