出版社内容情報
日本軍は多大な犠牲を払いつつもグアム島を攻略し、米海軍の攻撃先鋒を潰すことに成功した。これを機に、日本政府は英国を通じて講和を打診をするのだが、米国政府からは一顧だにされない。なぜなら、米軍には強力な戦艦や巨大な空母といった新鋭艦が続々と加わりつつあり、次こそは勝利を得られると確信しているのだ。
米軍が戦力を拡大し続けるのであれば、このまま守りに徹していてもいずれ日本軍は押し負けてしまう。であれば自ら決戦を挑み、圧倒的な勝利をもって米国の戦闘意思を挫くしか道はないのか――。
トラックを根拠地とする米海軍主力を撃滅せよ、との難題を課せられた連合艦隊は乾坤一擲の大作戦を開始した。
「米国を和平交渉の場に引っ張り出すためには、決定的な勝利が必要となる。かの日本海海戦に匹敵するほどの勝利が」
連合艦隊司令長官 山本五十六大将
内容説明
日本軍は多大な犠牲を払いグアム島を攻略し、米軍の攻撃先鋒を潰すことに成功した。これを機に日本政府は英国を通じて講和を打診するのだが、米国政府からは一顧だにされない。米軍は強大な戦力を続々と前線に投入しつつあり、次こそは勝利を得られると確信していたからだ。日本には、圧倒的な勝利をもって米国の戦闘続行を断念させるしか残された道はなく―。トラックに拠る米海軍主力を撃滅せよ、という難題を課せられた連合艦隊は乾坤一擲の大作戦を開始した。
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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