出版社内容情報
「連合艦隊長官が、御自ら『大和』『武蔵』を回航されるとは驚きましたな」
欧州奪回を目指す日英連合軍はドイツ・イタリア枢軸軍を打ち破り、紅海からスエズへと攻め上った。また、エジプトに展開した陸上部隊も健闘し、アフリカ戦線は連合軍が勝利を掴む。
次の作戦目標は地中海制圧とイタリア打倒である。
まずはシチリア島を占領すべく日英上陸船団が地中海を渡り始めるが、枢軸軍がそれを座視するはずもなかった。イタリア海軍に加え、ドイツ海軍も強力な艦隊を差し向けてきたのだ。
対する連合艦隊もついに切り札を投入。戦艦大和・武蔵が地中海に進出する。
地中海の覇権を握るのは――!?
内容説明
ドイツ・イタリア枢軸軍を打ち破り、紅海からスエズへと攻め上る日英連合軍。次の目標は地中海の制圧とイタリアの打倒である。まずはシチリア島を占領すべく日英の上陸船団が進出するが、枢軸軍がそれを座視するはずがなかった。イタリア海軍に加え、ドイツ海軍も強力な艦隊を差し向けてきたのだ。対する連合艦隊もついに切り札である戦艦大和・武蔵が地中海に進出した。果たして、地中海の覇権を握るものとは―!?
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ikedama99
5
楽しく読み終えた。この巻でのインパクトは、あの「モスキート」がドイツ空軍機としてイギリス空軍に牙をむくところ。他ドイツが持っていなかった長距離爆撃機「ランカスター」を使ってのソ連爆撃など。他、F6Fが日本海軍が「炎風」として使うこと、その頑丈さにパイロットが救われること。陸軍はコルセアーを「熊鷹」として使っているというのが、新鮮な驚き。最後のほうで、ビスマルクと大和の戦いでリッチエンスが「魔王」になぞらえているのが、また面白い。イタリアの政変から次の動きになる。 2024/06/28
池田羽衣
3
ついに、イタリアが落ちるか。 あと敵から見た大和って怖い。2024/10/27
うめうめ
2
表紙が変わったので一瞬同じ本か分からなかった。日英vs独伊の戦いは地中海へ。 そして意外と怪しい米国と、危機感のソ連。 今までの仮想戦記とは大きく改変した歴史が動きだすのは読みごたえあり。2023/02/24
-
- 和書
- 南蛮かんぬし航海記