出版社内容情報
中国の気象操作が、日台連合優勢下にあった戦場に激震をもたらす! 台中、桃園、新竹、各地で激しさを増す戦闘はついに最終局面へ!
内容説明
中国人民解放軍は、台湾海峡に一筋の人工雲を作りだした。線状降水帯に発達した特殊加工の雲は、日台両軍をいわば目隠し状態に陥れ、中国はその隙を突くように第3梯団を送り込む。第3梯団上陸の可能性があるのは台湾北西部、桃園か新竹のいずれか―その報に接した“サイレント・コア”率いる土門康平陸将補は、新竹市郊外で交戦中の待田小隊と、台北に詰めていた第三即応機動連隊を向かわせ、自らも上陸候補地点へと急行する。人工雲と第3梯団によって、未曽有の混乱に見舞われる台湾戦線。いよいよシリーズ第九巻、陸海空のすべてで繰り広げられる激戦を見届けよ!
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かずくん
2
ついに中国から第三梯団(第三軍)が台湾に上陸してくる!2023/07/07
08041511
1
人工雨に様々なドローン まさに近未来の紛争だが、現代中国はどこまで進んでいるのだろう2024/02/09
カラヤ3
1
中国第3梯団が上陸に成功し、ケルベロスがさらに投入され台湾軍の苦境は深まるばかりだが自衛隊の参戦でなんとか持ちこたえている感じ。2023/09/11
miu_miu
0
気象を操り新物質を乗せて軍事利用する中国。北京オリンピックで既に天気の制御を行っていたから驚くことはなかったが。衛星通信も無線通信も有線通信も、なんにせよ併用による危機管理は必要です。こういう小説が示す世界は、現実の防衛で考慮されているのか。。有事の際は科学知識と観察力と冷静な判断力があれば、なんとか生き残れるか。あとは国外で暮らせる語学力も。孫を仕込まねば。2023/10/02
うんの
0
大活躍。2023/03/10