内容説明
傲慢な主人アレクの下でメイド兼食料係として働きながら、学校に通うことになった橘香。超お嬢様校で彼女を待ち受けていたのは、仲塚原家の娘・碧依をターゲットとしたいじめだった。見て見ぬふりも出来ず止めようと奮闘するうちに、矛先は橘香に!その上、級友が事故で亡くなり…。家では食料供給源としてアレクに迫られ、学校では同級生達に陰湿に詰め寄られ、気の休まらない毎日から脱出できるのか!?
著者等紹介
夏目翠[ナツメスイ]
第4回C・NOVELS大賞を『翡翠の封印』で受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユイ
3
学園もの=いじめの図式はもうどうしようもないのでしょうかね。正直読み飽きてきた感が。碧依さんくらい突き抜けないとだめなのでしょうか。2016/05/09
陸抗
3
お嬢様ほど、ストレスを発散させる機会が無さそうだから、いじめは陰湿なイメージだったので、橘香に対するいじめは予想通りだった。だからといって、読んでて気持ちの良いものじゃないけれど…。そんな中で救いだったのが、橘香の義父母に対する想い。最初に会った時と比べて、随分と変わったな、と。実の両親を亡くし、姉たちに殺されかけた経緯を思うと、大切に思える大人がいることは、彼女にとっても救いになりそう。アレクとの関係は…微妙なとこかな。2015/01/29
浮草
2
スプラッタにプラスしていじめも。ときめかない。次はときめけるのか?2017/05/08
月華
2
図書館 絶対的に守られた「お姫様」というイメージでした2016/04/20
konkon
2
いじめにあって、立ち向かう橘香がよかった。橘花になにか秘密があるようで、次巻が楽しみです。2015/03/13