出版社内容情報
癒しの力を持つセブラーンを連れ、錬金術師から逃れたアレクとサージル。セブラーンの正体を探るため、追放された故郷に向かう!
内容説明
アレクの血等から作られ、癒しと破壊の力を持つリーカロ。セブラーンと名付けた子どもを連れ、宿敵プレニマーの錬金術師の手から逃れたアレクとサージルは、ゲドレの氏族の館に身を寄せる。サージルの姉たちに迎えられ、束の間の平和を味わうが、竜の気を持つセブラーンの異相は安息を許さなかった。彼には“竜の友”タイラスの助言が必要と、一行はサージルの追放された故郷ボークゼアサに向かう!
著者等紹介
フルエリン,リン[フルエリン,リン] [Flewelling,Lynn]
1958年、アメリカ合衆国メイン州に生まれる。メイン州立大学で英文学の学位を取得後、結婚。オレゴン州立大学で獣医学を、ジョージタウン大学でギリシア古典を学び、会社員、アパートの管理人、教師、検死技師、コピーライター、フリーの編集者、ジャーナリストなど様々な職につく。現在はニューヨーク西部に在住
浜名那奈[ハマナナナ]
白百合女子大学大学院博士課程を短期取得満期退学(児童文学専攻)。英語圏の児童文学を中心に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つかさ
6
年をまたいでやっと読了。前作の「神託の子」が内容的に読むのが辛かったので今作はまだ気楽に読めるなぁ…と思いました。セブラーンの運命はどうなってしまうのでしょう。気になるところではありますが…。個人的にはマイカムが戦線復帰してくれたのが嬉しかったり!これがアレク、サージル、マイカムの最後の冒険になりそうでちょっと寂しいですけどね。あと、セロがほんといいキャラに成長したなぁ…と思います。2014/01/05
月華
6
サージル、マイカム、セロの麗しの表紙です。髪の短いサージルは新鮮です。ハザードリールフェイ、ウーラン等陰謀が渦巻いています。過去のイラーを発端にした事件、サージル達が攫われた事件にはウーランが関わっていました。生きていたイラーはどうなるのかな。再びプレ二マーに向かうことになったサージル達はつくづく平穏とは遠そうです。2014/01/03
ちびのすけ@灯れ松明の火
5
掟破りであとがき読んで、続きが出ることをチェックしてから安心して読み始めました(笑)だんだん過酷になって行くのでとっても不安です。セブラーンはどうなっちゃうんだろ。そして下巻へ。2014/01/03
yukidaruma
4
ボークゼアサでの安息の日々。束の間またしても苦難の渦に飛びこまなけばならないとは。 アレクとセブラーンを狙うハザドリールフェイ達が恐ろしいです。が、それにもましてセブラーンの能力が恐ろしい。次巻どうなる。。 どうかアレクが悲しい目に会いませんように(/_;)2013/12/26
しまっち。
4
セブラーンを伴う状況は厳しいながらも、前作のアレクとサージルの奴隷時代のつらさが癒されるボークゼアサへの訪問。そこで竜から言葉を得て、これ以上ハザドリールフェイからセブラーンのような存在が創られる事を防ぐため、ひと時の安寧ののち、再びプレマニーに戻るアレク達。マイカムも一緒なのがうれしいところ。しかし彼らを追うハザドリールフェイのイーブラドスの一行が怪しいまじない師と共に迫る。でも今回は彼ららしい行動で前作の憂さを思いっきり晴らしてほしい!と思いつつ、次巻へ。2013/12/22
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