内容説明
「聖地」ペリリューに侵入した中国軍を排除すべく、遂にアメリカ海兵隊が動いた。オスプレイにて参戦した世界最強の軍隊に対するは、西側の最新装備で武装した中国特殊部隊“紅中隊”。そして、着々と経験を積み実力をつけた中国陸軍部隊も、背水の陣で米軍を迎え撃つ。太平洋戦争時と同様、ペリリュー島にはまたもや大量の血が流れるのか!?一方、中国と日本の艦船それぞれ2隻が、パラオ沖にて遂にぶつかりあった。陸海双方での戦いの行方は?衝撃のパラオ編、クライマックス。
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C・NOVELSに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kenny00h
1
あー、ま、激突しましたね、遂に。しかし、米国はなんだか中国に気を遣っちゃって、激突、ってほどじゃない感じがするなー。現場は徹底的にやっちゃる!って感じだけど。ま、しかし、海自は強いですな。秋月級、さすがですなー。で、あの輸送機の大群がどこから飛んできたか。まさか、あそこからとはねー。今、現実に南沙に3000メートル級の滑走路作ったりしてるじゃないですか。そんなの作って何するだろうと思ってたけど、こういうことできるんですねー。なるほどなるほど。よく分かりました。2015/09/09
ことよん
1
司馬さんの愛した?人との話が、もっと展開に、広がりをもたらせるのかと思っていたのですが、意外にあっさりと終わってしまいました。このシリーズ、ずっと読んでいますが、今回の図書館から借りるのに、予約して一年以上かかったのは、正直長すぎます(*_*)2015/07/20
w_h_o
1
パラオが本格的な戦場に。お互い物量にものを言わせようとする2大国。サイレントコアらしい戦いは特になし。が、司馬さんが乙女になってる。2013/04/29
Meistersinger
1
米軍の猛攻で戦闘自体は圧倒的優勢になるけれど、政治的にはパラオは台湾と国交断絶し北京と修交するという玉虫色決着。フィリピンに訳ワカな基地を作っていたことがバレた中国相手に、米国はこの後どう動くのか?2013/04/27
カラヤ3
0
司馬三佐の青春時代が垣間見えた。ペリリューの戦いが終わったが次は南沙かな。2016/09/26
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