出版社内容情報
学校に紛れこむ少年の存在に気付いた時から、深波の人生は大きく変わった――第2回CN大賞特別賞受賞者による新シリーズ開幕!
著者等紹介
九条菜月[クジョウナツキ]
『ヴェアヴォルフ オルデンベルク探偵事務所録』にて、第2回C・NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つたもみじ
21
他人に対して無関心な高校生・深波は、自分にしか見えない少年・死んだ人の魂を仮世に送る「魂葬屋」だと名乗るユキと、黒猫の姿をした使い魔の紅葉と出会う。深波の通う高校では女生徒が転落死したばかりで、しかもそれは殺人事件らしい。彼女の魂は欠け、その「魂の欠片」は行方不明。一定期間を過ぎても欠けたままの魂は腐ると聞き、深波はユキの手伝いを始めるが、そこに新たな転落死が…。文章は軽めでサックリ読了。ミステリ部分は普通に読んでいけばわかる程度なので魂や霊、ユキと死神との関係とかが重点になるのかな。次を読むかは未定。2016/09/25
紫鈴
12
人が亡くなったあとの魂の解釈が新しいと思いました。幽霊に見えるものは滅多にいなくて、たいてい気のせいか幻覚、喋ったりするのも残留思念だから、同じ事をしたり言ったりを繰り返すだけ・・・なるほど(まるでRPGのNPCだな)。魂葬屋と死神の関係もこれから楽しみ。☆32017/10/04
珂音
7
読んで行くうちにどんどんイライラしてくる。クールなミナミも無駄に明るいユキも悪くはないが、説明が多過ぎ。2010/09/30
シュウ
6
魂葬屋と死神、見える人間。今後どうなるのか、期待。2021/05/12
深青
6
友人に勧められて、読んでみました。魂の修復や魂葬屋や死神という存在の設定は、面白かった。だけど、なんだか読んだ事のある様な展開で。総合的に可もなく不可もなく。犯人にも意外性が欲しかった…。死神との関係は気になるので、機会があったら続きを読むかも。2013/05/20
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