ハーレクイン<br> 伯爵家の呪い

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ハーレクイン
伯爵家の呪い

  • ISBN:9784596123558

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内容説明

二十六歳のアンゼリカは半年前、初めて実父との対面を果たした。父はヨーロッパ随一の富豪と評判の著名な男性で、アンゼリカの存在を喜び、ふたりは親子の絆を深めつつある。ある宵、父に呼ばれたアンゼリカは、ウルフと名乗るシチリアの伯爵に引き合わされた。彼の名前はもちろん知っている――希代のプレイボーイとして。確かに、優雅でありながらたくましい彼はとても魅力的だが、アンゼリカに向ける彼の目には明らかに軽蔑がこもっていた。その理由を知ったときアンゼリカは激怒し、心に誓った。決してウルフを許さない。彼が私にひれ伏して謝罪するまで。★百戦錬磨の彼を悩ます女性がついに出現します。ご期待ください。★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

3
ヒロインを親友の愛人と誤解し、次に娘と知ったら財産目当てだと思い込むひどいヒーロー。そんなことを言われたヒロインが「本当のことを知った暁には絶対謝罪させてやる!」と思うのは当然です。でも、ヒーローはそんなふうに思い込んでいる間にも彼女に惹かれていって、父親に対する愛情深さや純粋さを知り、どうしようもなく恋をしてしまうんですねー。ただひとりの女性に恋をし、他のことは目に入らないようになってしまうという「伯爵家の呪い」。それを呪いと思うか、素晴らしい運命だと受け止めるかは、本人次第なのね。2013/06/26

akiyuki_1717

2
キャロルさん、ヒストリカルに手を出し始めた頃からの作品は、やっぱり苦手です。以前は割と素直で、自立しているヒロインを描いていたけれど、ヒストリカル特有の跳ねっ返りなのに、性欲に負けるタイプのヒロインは、今の流行りかもしれないけれど、私の中のロマンス像とは違うんだよねぇ。やっぱり愛があっての欲情であって欲しい。この二人どう見ても見た目で惹かれ合ってるし、独身なら何人の女性と付き合っても、結婚を前提としないと公言しておけば、誰も傷つけないっていう、ヒーローと、ヒロイン父の意見にすごく疑問を感じた。2016/01/26

やまと

2
最後はヒーローから自分の気持ち伝えて欲しかった2015/09/29

麻琴

2
ガンブレリ家シリーズ2作目。前作「復讐は大胆に」ヒーローの従兄弟が今作のヒーロー。「生涯ひとりの女性しか愛さない」というガンブレリ家の男性の特徴を「ガンブレリ家の呪い」と呼び恐れ嫌がっているという設定が面白い。どう見ても一目惚れに近いくせにひたすら自分の思いに無意味に抵抗してる姿は第三者目線なら面白い。嫌な人いない作品はやっぱりいい。 ☆42015/08/08

たまきら

2
愛した女性に一途な家系に生まれた男性が、その運命から逃れようと一生懸命あがいて失敗する…というおはなしです。もう少しコメディタッチにしたら笑えるシリーズものにできそう。2014/10/22

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