出版社内容情報
『吾妻鏡』は鎌倉幕府の公用記録書である。治承四(西暦一一八〇)年四月から文永三(一二六六)年七月までの鎌倉幕府の事績が編年体で記されている。約十二年間分の欠落箇所があるが、それが意図的なものかどうかは不明。徳川家康も愛読したと伝えられており、中世武家社会の様子を知る上で、大変貴重な資料のひとつである。上巻では頼朝挙兵から義仲上洛までを描く。
〈目次〉
第一章 頼朝挙兵
第二章 鎌倉入り
第三章 新都鎌倉
第四章 義仲上洛
内容説明
鎌倉幕府の公用記録書が、躍動感溢れるタッチで甦る!累計440万部突破の人気全集待望のワイド版!
目次
第1章 頼朝挙兵
第2章 鎌倉入り
第3章 新都鎌倉
第4章 義仲上洛
著者等紹介
竹宮惠子[タケミヤケイコ]
1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩』『地球へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さわ
5
以仁王から勅を賜るところから義高が討たれるところまで。「鎌倉殿の13人」と同じで畠山重忠はイケメン。上総介が討たれる経緯は違なるけど、頼朝に忠義を尽くしたのが描かれてて良かった【図書館本】2022/04/21
なたた
1
『鎌倉殿の13人』に娘とはまり、よんでみました。義高さまを56されてそりゃ大姫も気が狂うわ。頼朝非道い。まるで現放送中の義時。権力を持てばおびえ方もハンパないということかしら?大河ドラマのいい復習になりました。2022/10/26
ともち
1
歴史が苦手なのに鎌倉殿の13人にすっかりハマり、勉強したくてマンガなら…と思ったけどやはり難しい。鎌倉殿の写真付きの雑誌と見比べながら読む。義高が亡くなるまで。義時はほぼ出てこない。畠山はかっこいい。義経も。2022/09/21