出版社内容情報
【2008年度 毎日出版文化賞(特別賞)受賞】
内容説明
20世紀、哲学に何が起こったのか。
目次
総論 科学の世紀と哲学
自然科学の哲学
フレーゲ
ラッセル
数学基礎論の展開とその哲学
ウィトゲンシュタイン
ウィーン学団とカルナップ
科学哲学
エピステモロジー
日常言語の哲学―分析哲学1
クワインとクワイン以後―分析哲学2
著者等紹介
飯田隆[イイダタカシ]
慶應義塾大学教授。1948年北海道生まれ。東京大学大学院博士課程退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
またの名
12
「ハリー・ポッターって誰?と問われ、実物を連れてきてこの人だよと説明するわけにはいかない。英雄的な魔法使いの両親を赤ん坊の時に失って普通の家で虐められて暮らしてたら、魔法学校に入学することになって…と説明するだろう」とラッセルの記述理論を解説。全編この調子ではないものの、固有名詞以外にも様々な言語と論理の問題に取り組んだ分析哲学の歴史を描く。反証主義で鳴らしたポパーに傾倒したがやがて批判に転じたクーン、過激化を極端に進めたファイアアーベントによる科学哲学史、仏エピステモロジーなど類書では滅多に見ない特集。2018/09/07
大森黃馨
5
読むには読み終えたものの正直に言って全く理解出来ない全く頭には入らない最早自分にはこれは限界だ素直に古典に戻ったほうが良いと思ったやはり自分の脳はニューエイジレベルのものでその程度の訓練しかされていない学問に全く対応し得ないその程度の無能ということなのか 2023/05/13
hidehi
1
日本だといまだに単なる評論家みたいな人が「哲学者」とか自称しているけど、いまや哲学とはそういうものではない、ということがよくわかる。ちゃんとした現在の「哲学」についてのとてもよくまとまった概説書。2023/11/07
hidehi
1
ヒルベルト計画やらゲーデルやらのエピソードでもいろんな本によってその解釈はもとより話自体からして異なっていたりする。だいたい述語論理の記述法からしてどういう経緯で現在のようなかたちになったのか? この本を読めば、論理学が現在のような姿になった経緯が理解できる。他にそうした歴史的な視点を与えてくれる本を日本語では見たことがない。 さらに、数学の哲学、科学哲学、分析哲学といった最前線となる哲学の分野に対して成立過程や基本的な考え、主要人物・学説の関係をまとめた日本語の本って本当に全然ない。唯一で一番だと思う。2018/02/03
田蛙澄
1
分析哲学の全般的な流れを歴史に追った本があまりない感じがして、そういう意味では名前は知ってるけどどこに位置づけられるかよくわからない哲学者や、理論とかは知っているけど相互の歴史的な関係性が分からない学説などがうまく時代順に配列されていて、19世紀から20世紀にかけての科学哲学や分析哲学、数学の哲学あたりの流れを把握できたのはよかった。特にマッハやポアンカレといった19世紀の科学思想、バシュラールやカンギレムのフランスのエピステモロジーについて詳しく知ることができたのは収穫だった。2017/09/01




