出版社内容情報
〈特上クラス〉から佳品まで、より抜きの五短篇に、訳者のアッシュヴィル訪問記を付す。マルカム・カウリーのエッセイも新収録。
内容説明
僕らはフィッツジェラルドという不躾なくらいに気前よく才能をまき散らす作家に、脱帽しないわけにはいかない―天性の「作家の眼」と、見事なばかりの筆の切れ、失敗者に注がれる温かいまなざし。ビター・スイートなフェアリ・テイル五篇に、訳者のアッシュヴィル訪問記を付す。ライブラリー版にはマルカム・カウリーのエッセイを新収録。
目次
スコット・フィッツジェラルドの五つの短篇(ジェリービーン;カットグラスの鉢;結婚パーティー;バビロンに帰る;新緑)
エッセイ(スコット・フィッツジェラルドの幻影―アッシュヴィル、1935)
著者等紹介
フィッツジェラルド,フランシス・スコット[フィッツジェラルド,フランシススコット][Fitzgerald,F.Scott]
1896年、ミネソタ州生まれ。プリンストン大学を中退し陸軍に入隊。除隊後の1920年、処女長篇『楽園のこちら側』を出版、全米ベストセラーとなる。同年結婚したゼルダ・セイヤーとの華やかで奔放な暮らしぶりで時代の寵児となる。数多くの短篇を雑誌に発表するほか、長篇『美しく呪われしもの』『グレート・ギャツビー』などが高く評価されるが、世界恐慌、ゼルダの病などが生活に影をおとし始める。失意と困窮のうちにアルコールに溺れ、40年、心臓発作で急死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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