マンガ日本の古典 〈26〉 葉隠 山本常朝

マンガ日本の古典 〈26〉 葉隠 山本常朝

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124033045
  • NDC分類 918
  • Cコード C0379

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベルるるる

26
これは読んでよかった!面白かったし、よくわかったし。武士の心得、処世術、生活、生き様、死に様、恋愛、男色、あくびの消し方に至るまで事細かに書いてある葉隠。260年の平和な江戸時代、武士の求める生き方が戦う人から哲学的に生きる人へと変化したのだと思う。だから、司馬遼太郎氏は「多少奇形ではあるとしてもその結晶の見事さにおいて武士は人間の芸術品」とまで言われたのだと思う。この葉隠を読んで、(例え、マンガでも)、その事が少しだけわかった気がした。2017/09/01

HIRO1970

24
わかったような、 わからなかったような、 少し理解が進んだかも。2023/01/31

かやは

3
葉隠は、佐賀藩主に仕えた山本神右衞門常朝が語るところを、佐賀藩士田代陣基が書き記したもの。漫画版はそのうち一、二巻、常朝が説いた教訓部分をコミカルな絵とともに載せている。世を上手く渡るための教えが書かれており、現代でも通用するものも多い。「ひたすらに正義を押し通そうとするために、かえって誤りが多くなるものである。なぜならば義とか不義を超えたところに真理はあるのである。」「今の世の中を百年も昔のよき時代と同じにしようとしても無理な話である。その時代、その時代に応じてよくなるように努力することが大切である。」2013/01/09

ビシャカナ

1
このシリーズは随分昔に読んだが、その中で特に印象に残っていたのが本書。葉隠を茶目っ気たっぷりに、時折著者のツッコミも交えながら解説。荒々しくもユーモラスな画風が不思議と葉隠の愚直な教えとマッチする。2015/05/12

lagopus55

1
「武士道は死ぬことと見付けたり」の葉隠を初めて読んだのは三島由紀夫「葉隠入門」で、まだケツの青い中学生の時だった。その頃印象に残ったのは「欠伸の止め方」「男色」についての部分だけ。マンガ版黒鉄ヒロシ「葉隠」は11巻のうち1巻、2巻を中心にその他の巻からは適宜抜粋という形を取っている。今となっては通じないことも多々あるが、耳が痛いところも相当数ありそうだ。2007/08/15

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