内容説明
ヴァロア朝、漁色王ルイ11世からアンリ3世までの身辺を彩った女性たち。カトリーヌ・ド・メディシスの娘子部隊やサン・バルテルミーの虐殺の原因となった女の物語。
目次
希代の漁色家ルイ一一世
アンヌ・ド・ボージュー《フランスではましな女》
ヨーロッパのフィアンセ、アンヌ・ド・ブルターニュ
六人の市民が初夜に立ち会う
王妃の心を射止めるために、シャルル八世はナポリ征服を企てる
ひとりの女性の宝石が、王の軍隊を救う
シャルル八世の軍隊がフランスにナポリ病を持ち帰る
アンヌ・ド・ブルターニュと結婚するため、ルイ一二世は法王の息子に女性を与える
妻への愛ゆえに、ルイ一二世はジェノヴァ人の罠にかからなかった
不注意な色恋から、フランソワ一世は王座を逃しかけた〔ほか〕