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内容説明
兎と蛙の相撲、猿と蛙の喧嘩、水遊びや賭弓、法要を営む猿僧正などがいきいきと登場する甲巻。馬・牛から豹や象、さらに闘犬や田楽に興ずる人物戯画まで、卓抜な表現と諷刺で傑出する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三休
1
豚は描かれていません。あまり身近ではなかったのでしょうか。あとは、蛇もいませんね、12支の動物でいえば。猫や鼠はいます。いつ見ても、動物たちが生きています。2015/03/25
AR読書記録
1
これはやっぱり、しみじみ傑作だなぁ。よくそれぞれの生き物の特徴、身体的構造を活かしたうえでここまで擬人化したものです。兎や蛙、狐はつぶらな瞳で可愛らしいかんじの表情になっているけれど、猿なんかはとて人間くさく、また一匹だけだけど猫はかなり凛々しい。鳥獣戯画が四巻組(で扱われている、現在は)とは知らなくて、乙丙丁巻は初めて見たけれど、つまり初めて見た鳥獣でない、人物戯画の部分もまたたいそう面白い。リアリティにあふれた顔、顔、顔。2014/12/09
あきひこ
1
なにより図版が大きいのがよいです。場面事に解説があります。また巻末に総括的な解説もあります。満足度は高いです。2009/08/18
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