感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
113
セリーヌの長編「夜の果てへの旅」が収められています。この作品がこの「世界の文学」の全集の一つの目玉であったことを覚えています。かなりの宣伝を中央公論社がしていたようです。今は中公文庫で2冊になっていると思われます。作品は、作者の半自叙伝のような感じで第一次世界大戦以降の話です。内容からはどちらかというとフランス文学というよりもアメリカ文学的な感じがしていました。ロマン・ロランの「ジャンクリストフ」が少し頭をよぎるような感じもしました。好き嫌いはあるという感じです。私は比較的すんなり読めた方です。2016/01/25
kosacc
1
文章に勢いがあって、はまってしまいました。かなり長い小説だけど、あきずに読めました。ちょっと、ドストエフスキーに似ているかなと思いました。2013/08/21