出版社内容情報
彦根藩主井伊直中の死去により、直弼の兄・直亮が家督を継いだ。
直弼は城下の埋木舎で暮らしながら、いつか世に出る時のために居合の鍛錬を重ね、
自らの流派である新心新流の技に磨きをかけていた。
一方、儒学者の中川禄郎に学び、日本は鎖国を終わらせて
異国との交易を行うべきであるという考えに影響を受けていく。
後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか?
その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
文庫書き下ろし。全四巻。
【目次】



