出版社内容情報
かつて長尾勘兵衛が捕まえて改心させた、元掏摸の女が火付けの罪で捕まった。
誰かの罪をかぶっているにちがいないと確信するも救うことができず、女から産んだばかりの赤子の名とお守りを託される。
火刑が行われた小塚原で勘兵衛は己の無力さを噛みしめていると、経を唱える深編笠の怪しげな侍に気づく……。
大好評「十手裁き」シリーズ第四作!
【目次】
内容説明
かつて長尾勘兵衛が改心させた、元掏摸の女が火付けの罪で捕まった。誰かの罪を被ってのことと確信するも救うことができず、火炙りに処される女から、産んだばかりの赤子の名とお守りを託される。小塚原の刑場で己の無力さを噛みしめていた勘兵衛は、経を唱える深編笠の怪しげな侍に気づいて…。大好評「十手裁き」シリーズ第四作!
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て、文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。「鬼役」「鬼役伝」「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズで第十一回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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