出版社内容情報
信長の天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、
摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。
また、木津川では毛利水軍と信長が造らせた鉄甲船が激突!
天下の形勢は一気に信長へと傾いていくが、
一方で朝廷との関係は緊張が続いていた。
自身の力を示すため、信長は京都での馬揃えを計画する――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。
【目次】
内容説明
天下布武を目指す戦いが各方面で続くなか、摂津守護の荒木村重が毛利に通じて謀反を企てる。また、木津川では信長が造らせた鉄甲船が毛利水軍と激突。織田軍は本願寺への兵糧の供給経路を断つことに狙いを定める。天下の形勢は一気に信長へと傾いていくが、一方で朝廷との関係は緊張が続いていた。文庫書き下ろし。
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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saga
41
安土城は完成したものの、天下布武は未だ道半ば。信長に謀反した荒木村重と、その後ろに控える毛利家に手こずっている。そして、正親町天皇を中心とした朝廷は、官位を受けようとしない信長に警戒感を募らせる。征狄大将軍の話に怒れる信長が、京の内裏東庭で馬揃えを開催。本巻副題のとおり、エルガーの「威風堂々」がバックに流れるような示威行動だった。これだけ圧倒的な武力を持つ信長でさえ、朝廷を滅してしまわなかったのは何故なのか? 天皇の権威という不可思議さを感じる。2026/01/23
coldsurgeon
7
合理性と斬新さを併せ持つ織田信長は、天下布武へ歩みを進めていく。しかし、石山本願寺との長き戦い、荒木村重の謀反により、歩みを止めるしかない。それら障壁は取り除くのであるが、それに費やした時間が、歴史を振り返れば、命取りになったのかもしれないと思う。作者の独特の信長解釈により、興味深い、細部の展開となっている。2025/10/06




