出版社内容情報
「感傷旅行」で芥川賞を受賞して以来、四十余年にわたって恋愛小説の名手として数多くの読者を虜にしてきた田辺聖子。
数百もの作品群の中から、時を経てなお色褪せない短編とエッセイを、作家・島本理生が選ぶ。
女の人生における様々な局面、一期一会の瞬間に生じる心の機微を色鮮やかに描き出した、今こそ読んでほしい贅沢な傑作選。
内容説明
「感傷旅行」で芥川賞を受賞して以来、長きにわたって恋愛小説の名手として数多くの読者を虜にしてきた田辺聖子。数百もの作品群の中から、時を経てなお色褪せない短篇とエッセイを、作家・島本理生が選ぶ。女の人生における様々な局面、一期一会の瞬間に生じる心の機微を色鮮やかに描き出した、今こそ読んでほしい贅沢な傑作選。
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去
島本理生[シマモトリオ]
1983年、東京生まれ。2001年『シルエット』で第四四回群像新人文学賞優秀作、03年『リトル・バイ・リトル』で第二五回野間文芸新人賞、15年『Red』で第二一回島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で第一五九回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
Shinya Fukuda