出版社内容情報
石地蔵を抱き締めて涙を流す女の姿が気になって、思わず声を掛けた勘兵衛。数日後、その女おくらが勤めている料亭でほとけが出た。
元留守居役の祝いの席で、猿楽の能を披露していた亭主が、いきなり倒れたという。
おとっつあんを殺めたのは、あの女です」と亭主の娘はおくらを下手人だと主張するが……。
大好評「十手裁き」シリーズ第三作!
内容説明
石地蔵を抱き締めて涙を流す女の姿が気になって、思わず声を掛けた勘兵衛。数日後、その女おくらが勤めている料亭でほとけが出た。元留守居役の祝いの席で、猿楽の能を披露していた亭主が、いきなり倒れたという。「おとっつあんを殺めたのは、あの女です」と亭主の娘はおくらを下手人だと主張するが…。大好評「十手裁き」シリーズ第三作!
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。「鬼役」「鬼役伝」「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズで第十一回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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