出版社内容情報
容姿端麗で頭脳明晰な転校生・汐谷美令は、白麗高校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで孤立してしまう。最初の友達で孤高を演じる松島和奈、美令が孤立する原因を作った城之内更紗。それぞれに秘密を抱えながらも、深く関わっていゆく三人の濃密な一年の軌跡を描く。アンジェリーナ1/3との対談を収録。〈解説〉中江有里
内容説明
容姿端麗で頭脳明晰な転校生・汐谷美令は、白麗高校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで孤立してしまう。最初の友達で孤高を演じる松島和奈、美令が孤立する原因を作った城之内更紗。それぞれに秘密を抱えながらも、深く関わってゆく三人の濃密な一年の軌跡を描く。アンジェリーナ1/3との対談を収録。
著者等紹介
乾ルカ[イヌイルカ]
1970年北海道生まれ。2006年、「夏光」でオール讀物新人賞を受賞。10年『あの日にかえりたい』で直木賞候補、『メグル』で大藪春彦賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タルシル📖ヨムノスキー
26
容姿端麗で頭脳明晰な転校生・美令、クラスのカースト上位・更紗、そして一歩離れて周囲を観察する和奈。この三人それぞれが抱える秘密、悩み。辛い現実もあるけれど、やっぱり高校時代って素敵だなぁと読み終えて感じます。メインは三人の女子が友情を育んでいくストーリーですがここに加わる男子二人・萌芽と清太がとてもいい味を出してます。子供達はしっかりしているのに美令の両親ときたら。子供からしたらまさに「ハズレくじ」。でも親だから逆らえないという辛さ。単行本では一人だった書影前面が、文庫化して三人になってるのがなんか素敵。2024/11/09
のっぷ
1
それぞれが自分の事で精一杯。でも、どこかで誰かと共鳴して…懐かしいなぁ。2024/11/06
まみたんたん
0
ラストが物足りなかった。