出版社内容情報
「こんなにたくさん。こっちでも買えるって言ってんのに!」
野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。
〈解説〉岩井志麻子
内容説明
野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和―時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!?業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な“想い”を、是非、開封してください。
著者等紹介
原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。2005年「リトルプリンセス二号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
219
6話短編。一応別々の話ではあるのですけれど、一部繋がっていたりしましたね。母親からの小包と言うテーマで語っていますが、そこから母娘(一つだけ母息子)の関係性が浮き彫りにされるのですね。当たり前ですが母娘の組み合わせの数だけ、複雑な関係性が存在しているのですよ。小包に関しては、実家が農家の方が矢張り強いのか。にしても、ひ香さんは何か問題を解決するための決心を固めた所迄しか描かないパターンがお好きですね。ぞわぞわするよ。良い結果が齎されると信じておりますから。想像力が掻き立てられて、余韻として響きます。2026/01/11
のり
109
時代は令和になるが、昭和から中身はたいして変わっていない気がする。たぶん送る側の母親にとっては、何歳になっても子供という感覚は抜けない。受け取る側は若ければ、こんなの要らないと思う事もある。ただ、歳を重ねに連れ有難みが増す様な気がする。まさにお楽しみボックス。そして自分が送る側になれば似た様な仕様になる。そう考えると面白い。「最後の小包」が特に良かった。2025/04/28
はにこ
83
タイトルからして、母親の小包をディスっている本かと思ったんだけど、全然違った。むしろ送る人の愛情たっぷりの小包の話。きっと心配して色々考えてすぐ使えるもの、役に立つものって一所懸命考えているんだよね。詰めている姿想像したら泣けてくるね。短編集でどのお話も良かったけど、最後のまさおは父親だねえ。良い話だった。2025/07/01
涼
64
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-3d461a.html 色々な「母からの小包」というより、さまざまな家族の形を描いていて、多くは娘と母親との葛藤です。2024/11/06
アッシュ姉
63
母親からの小包はダサくても愛情がたくさん詰まっている。解説は岩井志麻子さん。ひ香さんとの繋がりが不思議である。2025/02/14
-
- 電子書籍
- ハイエナの夜
-
- 電子書籍
- レディー・ヴィクトリアン 2 プリンセス




