出版社内容情報
日本語は本当に非論理的なのか――欧文との構成の違いを不連続の点と線、豆腐と煉瓦でたとえ、その独自の論理性と創造性を明らかにする。一方で、文学偏重の国語教育に対し、抽象論理的な思考に基づく「日本語」教育の重要さを説く。「島国考」、「知識と思考」(講演)を増補。
(目次より)
Ⅰ
日本語の論理/日本語と創造性/文章構成の原理/思考の組み立て
Ⅱ
日本語の姿/日本語点描
Ⅲ
言語と思考/外国語の学習と思考/アイランド・フォーム/エレガントな対立/外国文化三つの顔/外国語論
Ⅳ
映像と言語/映像と言語の二重文化/不同調の美学
文庫版のあとがき
*
島国考
〈講演〉知識と思考
内容説明
日本語は本当に非論理的なのか―欧文との構成の違いを不連続の点と線、豆腐と煉瓦でたとえ、その独自の論理性と創造性を明らかにする。一方で、文学偏重の国語教育に対し、抽象論理的な思考に基づく「日本語」教育の重要さを説く。「島国考」、「知識と思考」(講演)を増補。
目次
1(日本語の論理;日本語と創造性;文章構成の原理;思考の組み立て)
2(日本語の姿;日本語点描)
3(言語と思考;外国語の学習と思考;アイランド・フォーム;エレガントな対立;外国文化三つの顔;外国語論)
4(映像と言語;映像と言語の二重文化;不同調の美学)
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。文学博士。雑誌「英語青年」の編集長を十年余り務めた。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。お茶の水女子大学名誉教授。2020年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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