中公文庫<br> 対談集 六人の橋本治

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中公文庫
対談集 六人の橋本治

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075214
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

橋本治の多彩な仕事について、各界の第一人者と語り合う。六つの対話から、稀有な作家の全貌が浮かび上がる対談集。

「短篇小説」高橋源一郎/『ひらがな日本美術史』浅田彰/『小林秀雄の恵み』茂木健一郎/『窯変源氏物語』三田村雅子/『双調平家物語』田中貴子/「広告批評」天野祐吉/『リア家の人々』宮沢章夫(文庫版特典)

内容説明

橋本治の多彩な仕事について、各界の第一人者と語り合う。六つの対話から、稀有な作家の全貌が浮かび上がる対談集。対談者=高橋源一郎(短篇小説)、浅田彰(日本美術史)、茂木健一郎(小林秀雄)、三田村雅子(源氏物語)、田中貴子(平家物語)、天野祐吉(時評)。文庫化にあたり、宮沢章夫との対談(長篇小説)を新たに収録。

目次

短篇小説を読もう 高橋源一郎
日本美術史を読み直す 浅田彰
「小林秀雄」とはなにものだったのか 茂木健一郎
紫式部という小説家 三田村雅子
王朝を終焉に導く男たちの闘い 田中貴子
二〇〇九年の時評 天野祐吉
文庫版増補 「リア家」の一時代 宮沢章夫

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞。19年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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原玉幸子

21
橋本は、少し奇を衒った感じのする『桃尻娘』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『九十八歳になった私』しか読んだことがありませんでした。ぶっさいくなおねーちゃんをばかにする書きっぷりが気に入らずに『源氏物語』の現代文訳版を途中で放り出し、又「老後の楽しみに取っておく」を言い乍ら、実は今も歳を取ってからも歴史小説は読まないだろう私でしたが、この対談集を読むと『源氏物語』も小林秀雄の『本居宣長』も読みたくなるから不思議です。橋本治の様な芸術を嗜む感性や言語化する表現力を目指すべきかも。(◎2024年・秋)2024/10/13

阿部義彦

17
中公文庫出たばかりの新刊です。中公文庫ここの所毎月一冊は新刊を買ってる様な?ちくま文庫、河出文庫に次いで三番目のFavorite文庫になりつつ有ります。元はランダムハウス講談社から別な題名で出た本らしいです。初見で全然知りませんでした、そういえば『桃尻娘』シリーズも元々は講談社文庫でしたが、多分今は品切れか絶版なのでしょうね、だから講談社は嫌いです、今文庫で私が持ってる『桃尻娘』はポプラ文庫でしかも、第1作のみで残り5作は古本屋やヤフオクで探すしか無いのかな?っとにもう憤慨。高橋源一郎と天野祐吉が良かった2024/05/29

練りようかん

12
日本美術史、平家物語、時評など成した仕事を前提にした対談集。はじめから打てば響く回があれば、怪訝だったのがちょっと話が合うようになったり、噛み合わなくてヒヤヒヤする回があったり、既読のインタビューとは違う均一的でない素が沢山垣間見れて面白かった。金言や名言が対談相手の橋本分析や聞き出し力にあり、実は日本のフロベールなのか、何かを生み出す脈絡は忘れていい、が特に印象的。そして三田村雅子さんがパッと引用箇所を指す正確さに、もしかして『源氏物語』全文頭に入ってる?と心臓バクバク。明石呼びも勉強になった。2025/02/03

5
橋本治は若い頃にエッセイを読みまくっていたけど、ものすごく軽い言葉でものすごく難しい話をする印象だったから、小説は歯が立たないような気がしていた。けど、この対談集を読んで、小説も読みたくなった。2024/10/09

チェアー

5
ある程度、橋本治を読んでいないとわからない話が多い。 あまりに賢すぎて、周囲はおいていかれてしまう。 ちゃんと読めたのは高橋源一郎との対談くらい。噛み合っていたのが彼くらいしかいなかった。 ということで、橋本治上級者向けの本でした。源氏は必須ものとして読まねばと思う。 2024/07/26

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