出版社内容情報
〈この恨みは、死んでも必ず残る。きっと、化けて出てやる。〉と書き遺して自殺した新入社員。
その後を追うように身を投げた上司。関連のなさそうな連続死の謎を二人の女子社員が追う――(表題作)
平穏で幸福な未来を願う人々に、ある日突然、殺意が牙をむく。
先の読めない展開とまさかの結末に背筋が凍る傑作短編小説6篇。
事件の真相が明らかになるとき、凍りついた心は涙で溶かされる。
〈解説〉山前 讓
内容説明
“この恨みは、死んでも必ず残る。きっと、化けて出てやる。”と書き遺して自殺した新入社員。その後を追うように身を投げた上司。関連の見えない連続死の謎を二人の女子社員が追う―幸福な未来を願う人々に、ある日突然、殺意が牙をむく。事件の真相が明らかになるとき、凍りついた心は涙で溶かされるのか。傑作六篇を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。2016年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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