出版社内容情報
ムカゴにシメジに……カックイまで!
どうりで山のいい香りっこがすっと思ってました。
青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって……。
青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動お料理小説。
『山の上のランチタイム』改題
内容説明
青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって…。『山の上のランチタイム』改題。
著者等紹介
〓森美由紀[タカモリミユキ]
1980年生まれ。青森県出身。2014年『ジャパン・ディグニティ』で産業編集センター出版部主催の第一回暮らしの小説大賞を受賞。同作は「バカ塗りの娘」として、2023年に映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
72
青森県南部の和久井岳をモデルにした葵岳。その登山口にあるレストランが舞台の小説。主人公の親友の愛情溢れるけど、すごく鋭いツッコミがとてもいい(笑)2024/06/02
Nao Funasoko
20
所々文章的にしっくりと理解しにくかったり、登場人物がうまい具合に脳内再生されなかったり、極めつけは登磨と瑛太がどっちがどっち??となってしまったりもしたが、わざとらしく伏せられていた疑問が明かされるにつれてようやく読書リズムが整ってきた感じで読了。続巻も引き続き楽しませてもらおう。 蛇足ながら、読み始めてすぐに葵岳をYAMAPで検索するも該当なし。なんだ、想像上の山だったのかと読了後にモデルとなった山を探してみようと思っていたら「あとがき」であっさりモデルとなった山が示されていた。残念。(笑)2024/04/17
ざるめ
16
美味しくて、面白可笑しいお話かと思っていたら、主人公の美玖やレストランに訪れる人達の山への想いが重い(ToT)でも山はイイ!(о´∀`о)2024/08/02
荒川叶
16
山のものをふんだんにつかった料理はどれも美味しそう。 主人公の過去は辛いけど、今は沢山の人が見守ってくれてる。これからも山とレストランで様々な出来事を通して幸せになってほしい。2024/03/02
おれんじぺこ♪(16年生)
11
主人公のキャラクターに苦手意識を持ったまま読了。ナチュラルといえば聞こえはいいけど・・・。登場人物の過去(背負ったもの)が最終的にはわかるストーリー展開にはなっていて最後丸く収まっちゃう感じもきれいすぎるかなと。なんていいつつ続編借りてるから読むんだけどね、わたし。単行本の「山の上のランチタイム」の改題で文庫化されたものらしいのでこれから読むよってかたはお気を付けくださいませ2025/05/30
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