中公文庫 ＳＲＯ ｎｅｏ〈１〉新世界―警視庁広域捜査専任特別調査室

富樫 倫太郎【著】

中央公論新社（2024/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 560p／高さ 16cm
• 商品コード 9784122074705
• NDC分類 913.6
• Cコード C1193

出版社内容情報

ＳＲＯ二代目室長に就任した芝原麗子は、これといった成果を上げられず、重圧に苦しんでいた。人員不足を埋めるべく新たに配属された夏目悠太郎が目をつけたのは、未解決の連続殺人事件。かつての銀幕のスター・鳳翔ルリ子の恐るべき欲望が悲劇を巻き起こす。一方、３年前にテロを企てた大宇宙真理の光教団は、教主・美福門太陽が罪を免れたことで力を取り戻しつつある。さらに、最凶シリアルキラー近藤房子の薫陶を受けた石塚麻友が、非情な殺人鬼へと変貌し――。大人気シリーズの新章が幕を開ける！

内容説明

ＳＲＯに配属された夏目悠太郎が目をつけたのは、未解決の連続殺人事件。かつての銀幕のスター・鳳翔ルリ子の恐るべき欲望が悲劇を巻き起こす。一方、三年前にテロを企てた大宇宙真理の光教団は力を取り戻しつつある。さらに、近藤房子に手ほどきを受けた石塚麻友が、非情な殺人鬼へと変貌し―。大人気シリーズ待望の新章が幕を開ける！

著者等紹介

富樫倫太郎［トガシリンタロウ］
１９６１年、北海道生まれ。９８年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

SROのメンバーに入れ替えがあり、シリアルキラーも交代。新シリーズはどういう展開になるのか楽しみです。

2025/02/25

[のり]

SROシリーズ新章突入。室長が「芝原」に変わったが、これといった成果を挙げられずにいた。そんな中、科警研の「夏目」を新たにメンバーとして迎い入れ、新たな視点で吸血鬼事件を追う。並行して光教団や、「近藤房子」を葬った、弟子でもある「麻友」の暗躍が目を見張る。対処しなければならない案件を多く抱えながら、SROメンバーのプライベートまで手を伸ばし、利用しようとする者も…緩みがちな組織を立て直し立ち向かって欲しい。

2024/05/10

[桜]

前シーズンのおさらいみたいな一冊。　アメリカドラマをベースにしてるならしょうがないけど、すぐに次作を出してもらわねばっ（笑）

2024/03/21

[み]

3年も経った設定でした。まさかのメンバーが追加されましたね、読む分には楽しいけど、同僚にはなりたくないです…。彼女は、房子より怖いかも。

2024/03/09

[ひよこ]

夏目が主役！？

2024/07/23