中公文庫<br> 推理小説作法 (増補新版)

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中公文庫
推理小説作法 (増補新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074699
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C1195

出版社内容情報

推理小説とは何か? そしてその作法とは?

日常的な発想法のヒント、創作メモの取り方、プロット作り、ストーリイの構成……鮎川哲也とともに戦後の本格ミステリシーンを支えた巨匠による、超実践的創作指南。

多くの実作者・読者から支持を得てきた定評ある名著に、自身の作家人生をふりかえる晩年のインタビュー・エッセイ二篇を増補。

〈解説〉円居挽



【目次】

第一章 推理小説に作法があるか

第二章 推理小説とはなにか

第三章 発想の方法

第四章 創作メモの活用

第五章 プロットを練る

第六章 ストーリイについて

第七章 実作篇「三幕の喜劇」

終 章 補遺と提言

ミステリー随想 楽我鬼集

 附篇

インタビュー 現役最高齢の推理小説作家(2004)

エッセイ 隅の老人の思い出(2003)

内容説明

推理小説とは何か?そしてその作法とは?日常的な発想法のヒント、創作メモの取り方、プロット作り、ストーリイの構成…鮎川哲也とともに戦後の本格ミステリシーンを支えた巨匠による、超実践的創作指南。長年多くの実作者・読者から支持を得てきた著作に、自身の作家人生をふりかえる晩年のインタビュー/エッセイ二篇を増補。

目次

第1章 推理小説に作法があるか
第2章 推理小説とはなにか
第3章 発想の方法
第4章 創作メモの活用
第5章 プロットを練る
第6章 ストーリイについて
第7章 実作篇「三幕の喜劇」
終章 補遺と提言
ミステリー随想 楽我鬼集

著者等紹介

土屋隆夫[ツチヤタカオ]
1917年、長野県生まれ。49年、短篇「『罪ふかき死』の構図」でデビュー。58年、長篇第一作『天狗の面』を発表。以降、寡作ながら論理性の高いミステリ作品を執筆し続ける。63年、千草検事シリーズ第一作『影の告発』で第十六回日本推理作家協会賞受賞。2002年、第五回日本ミステリー文学大賞受賞。11年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HANA

59
ミステリ作家によるミステリ小説の書き方指南。約三十年前の本だけあり時代を感じさせる部分も多いが、今では死語となった社会派とか作家が長者番付常連とか。それでも書かれている部分、著者自身の作品の創作メモとかプロット作り、ストーリーの流れ等は今でも参考になるのではないか。面白いのは著者の作品「三幕の喜劇」を解体しその構造を明らかにしている所か。著者の長編に比べると完成度は高いとは思えないけど、こう分析されると読み所がわかるな。書き手だけではなく、読み手にもミステリの勘所を気付かせてくれる面白い一冊でした。2025/04/20

テト

18
推理小説の組み立てにはどのような裏側があるのだろうか。小説とも違い、また探偵小説とも異なる推理小説に人間らしい心を入れる、作家によって異なる作業のなかで、大切にしていることが述べられていた。綿密なプロットは必要だし、流れるようなストーリーも大切な要素だか、読みやすい文章と今までとは違う視点を持っていこうという気概もまた技法に含まれてくるのではと感じた。乱歩も芭蕉も読んでみたいと思った。2024/07/19

緋莢

14
図書館本。1996年に創元ライブラリから刊行された(単行本は1992年に光文社から刊行)に、インタビューとエッセイ二篇を加えたもの。<この『推理小説作法』では、私の小説作りの楽屋を、かくすことなく公開しようと思っている。>と書いているように、テーマとトリックのどちらを優先して推理小説を発想するか、旅館でのある出来事から、〝動く指紋”というのをひらめき、それを『赤の組曲』という作品に使った等が細かく書かれています(続く2024/04/08

浅香山三郎

9
江戸川乱歩の『一人の芭蕉の問題』からの流れ。乱歩の「一人の芭蕉の問題」に触発された作家によるエッセイ集。作品を書くために実践してゐること、推理小説に対する哲学を本格派として知られる土屋隆夫氏が述べてゐる。文体のせいもあり、また乱歩の随筆と共通するテーマが多いので、ざつくりと読んだ。 中公文庫はこのところ、乱歩・安吾を始め、推理小説家の小説や随筆を次々と復刻させてゐる。単なる食はず嫌ひなのだが、いまの作家の作品に余り親しめてゐない私のやうな者にとつてはありがたい。2024/07/16

おやぶたんぐ

3
この手の本を読んで、書けるようになるほど甘くないのはいうまでもないが、“本格”推理小説とは何か、という問いに対する答えの一つを知る意味はあった。…“人間が書けてない”とのアレな批判につながりかねないものではあったけど。2024/03/18

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