中公文庫<br> またたび

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中公文庫
またたび

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074378
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

毎日炊いてる白いごはん、欧州由来のマッシュポテト、異国に適応したカリフォルニアロール。アメリカ西海岸の空のもと、根なし草的に集まった五人家族の食卓は、それぞれのルーツを反映してにぎやかだ。文化の壁も反抗期も、食欲の前には待ったなし! つくり、食べ、食べさせる濃密な日々を、四十代の詩人・母が綴る。〈解説〉ブレイディみかこ

内容説明

米のめし、欧州由来のマッシュポテト、進化型カリフォルニアロール―四十代で渡米したばかりの詩人「あたし」と三人の娘、英国人の夫が集う五人家族の食卓は、それぞれのルーツを反映して賑やかだ。文化の壁も反抗期も、食欲の前には待ったなし!アメリカ西海岸の空の下、つくり、食べ、食べさせる母の濃密な記録。二三年ぶりの文庫版あとがきを収録。

目次

はじめてのスシバー
十年一日のごはん
一期一会
ディナーにいらっしゃい
がむしゃらなマッシュポテト
居ながらレストラン
新生児の白目
おぱんといふもの
仮住まいの侘び住まい
ほんの三キロ、欲をいえば五キロ
ジャガイモ以前
浪漫的
有女友達、自遠方来
赤パンプキン黄パンプキン砂糖にパイ
飢餓の祭り
ハナハトマメマス
南瓜と瓜と瓢箪と
年末年始
摘み草の思ひ出
早めし食い〔ほか〕

著者等紹介

伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに八〇年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得る。米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続け、介護や老い、死を見つめた『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)などを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えりまき

18
2024(36)2000年食エッセイの文庫版。まるで落語のようなテンポの良い言葉運びに一気拝読。楽しませていただきました。「しろみちゃん、卵ですよ」→伊藤さんの卵愛が満載。「母方は、祖父母も母も伯母も叔母も江戸っ子で、誰しとりとして、まともに「ひろみ」といえません。「しろみ」「しろみ」と呼ばれて育ったあたしです。」。ブレイディみかこさんの食文化&女性の権利についての「マーマイト」な解説も好きです。 2024/02/14

あられ

10
単行本で読んだと思う。ま、ほぼ内容を忘れていたが(笑) 40代の比呂美さんの食エッセイ。知らない食べ物がいろいろ登場して、食べたくなりつつ。カリフォルニアのスシって美味しいの? つれあいさんとのなれそめもわかった。このあと、熊本と行き来して、介護生活がはじまるのだが、それ以前、子どもたちがまだ子どものころ。鯨を見に行ったり、パラグライダーの話とかもあった。カリフォルニアかぁ。。。とおいなぁ。。。時間的にもとおいなぁ。。。2024/01/17

takakomama

6
著者が、アメリカのカリフォルニアでイギリス人の夫、娘3人と暮らしていた、40代の頃の食エッセイ。食材や調味料、料理法の違いを感じつつ、毎日、料理に明け暮れています。 負けるものかと必死に、異文化や食欲と戦っているように感じます。パクパク食べてくれると、料理の作りがいがあるけれど・・・2024/01/31

御仁保

0
以前に友人からおすすめされて積読していたが、小説が読めない心の状態の時にエッセイが読みたくて手に取った。美味しいものもそうでないものも食べ物の描写が詳しく出てくる。2024/03/31

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