中公文庫<br> 対談日本の文学―作家の肖像

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対談日本の文学―作家の肖像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073791
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1195

出版社内容情報

「日本の文学」には約八十年のわれわれの文学が収められている。文学遺産の総括であると同時に、それに対する現代文学の反応の記録でもある。その対決がこの対談集において活々したなまの形で、現われている(大岡昇平「『対談日本の文学』に寄せて」)。全集『日本の文学』の月報対談を再編集。【全三巻】



目次より

泉鏡花の魅力(三島由紀夫/澁澤龍彦)

一葉・蘆花・独歩(大岡昇平/和田芳恵)

島崎藤村の詩と真実(亀井勝一郎/瀬沼茂樹)

「夜明け前」をめぐって(臼井吉見/野間宏)

文学と実生活――「仮装人物」その他(広津和郎/江藤淳)

正宗白鳥(伊藤整/大岩鉱/中島河太郎)

啄木・子規・虚子(ドナルド・キーン/山本健吉)

写生文学――節・三重吉・勘助(山本健吉/福田清人)

三人の詩人――白秋・光太郎・朔太郎(伊藤整/伊藤信吉)

永井荷風の人と作品(奥野信太郎/大岡昇平)

荷風散人を語る(武田泰淳/嶋中鵬二)

志賀直哉を語る(網野菊/阿川弘之)

谷崎文学について(ドナルド・キーン/三島由紀夫)

柳田学・折口学・茂吉短歌(大岡昇平/大江健三郎)

詩人・佐藤春夫(堀口大学/伊藤整)

菊池寛と広津和郎(里見弴/伊藤整)

私小説の三作家――浩二・善蔵・礒多(谷崎精二/山本健吉)

稲垣足穂の世界(三島由紀夫/澁澤龍彦)

瀧井孝作・梶井基次郎・中島敦(中村光夫/山本健吉)

横光利一を語る(河上徹太郎/永井龍男)

プロレタリア文学のころ(佐多稲子/小田切進)

林芙美子の思い出(壺井栄/平林たい子)

女流文学の道程(平林たい子/大原富枝)

女流作家について――円地文子・幸田文(塩田良平/平野謙)

尾崎士郎と火野葦平(吉田健一/高橋義孝)



「対談日本の文学」に寄せて 大岡昇平

文庫版解説 関川夏央

内容説明

「日本の文学」には約八十年のわれわれの文学が収められている。文学遺産の総括であると同時に、それに対する現代文学の反応の記録でもある。その対決がこの対談集において活々したなまの形で、現われている(大岡昇平「『対談日本の文学』に寄せて」)。全集『日本の文学』の月報対談を再編集。(全三巻)

目次

泉鏡花の魅力(三島由紀夫;澁澤龍彦)
一葉・蘆花・独歩(大岡昇平;和田芳恵)
島崎藤村の詩と真実(亀井勝一郎;瀬沼茂樹)
「夜明け前」をめぐって(臼井吉見;野間宏)
文学と実生活―「仮装人物」その他(広津和郎;江藤淳)
正宗白鳥(伊藤整;大岩鉱;中島河太郎)
啄木・子規・虚子(ドナルド・キーン;山本健吉)
写生文学―節・三重吉・勘助(山本健吉;福田清人)
三人の詩人―白秋・光太郎・朔太郎(伊藤整;伊藤信吉)
永井荷風の人と作品(奥野信太郎;大岡昇平)
荷風散人を語る(武田泰淳;嶋中鵬二)
志賀直哉を語る(網野菊;阿川弘之)
谷崎文学について(ドナルド・キーン;三島由紀夫)
柳田学・折口学・茂吉短歌(大岡昇平;大江健三郎)
詩人・佐藤春夫(堀口大学;伊藤整)
菊池寛と広津和郎(里見〓;伊藤整)
私小説の三作家―浩二・善蔵・礒多(谷崎精二;山本健吉)
稲垣足穂の世界(三島由紀夫;澁澤龍彦)
瀧井孝作・梶井基次郎・中島敦(中村光夫;山本健吉)
横光利一を語る(河上徹太郎;永井龍男)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オールド・ボリシェビク

3
1960年代後半に、当時の中央公論社が刊行した日本文学全集の月報に掲載された対談集をまとめている。三島由紀夫、澁澤龍彦、伊藤整などなど、ビッグネームが並ぶ。何しろ、実際に作家たちに接した人たちばかりだから、生々しいエピソードが並び、面白い。三島由紀夫が語る稲垣足穂への思いは特に熱い。三島は澁澤との対談の半年後、割腹自殺している。2023/10/04

果てなき冒険たまこ

2
明治中期から大正・昭和初期までの作家をほぼ同じ年代の作家さんなどが批評というより噂話的な話をする文学全集におまけでくっついていた冊子をまとめたもの。自分が日本文学を苦手とするのもこの年代の文士ヅラしてる人たちが気持ち悪いせいだと思っていて、すぐにやれフランスだの階級闘争だのを持ち出してくる輩にはうんざりする。興味がないわけではないのだが今まで切っ掛けがなかった。。でこれが切っ掛けになるかは微妙かな、知らない作家が多すぎてね。今は青空文庫もあるし活用してみるか。2025/02/17

bittersweet symphony

0
最後のカップリングが西洋(英・独)文学畑の二人で、他とは違う距離感の内容だったのが印象に残ります。あとはディティールのあれこれはともかくとして概ね想定通りという感じでしょうか。話者だけでなく俎上の作家の生没年が巻末に欲しかった(都度ググりましたが)。2024/01/12

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