中公文庫<br> ゆめはるか吉屋信子―秋灯机の上の幾山河〈上〉

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中公文庫
ゆめはるか吉屋信子―秋灯机の上の幾山河〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073784
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1123

出版社内容情報

私なりの吉屋さんをさぐりあてたい――。吉屋信子(一八九六~一九七三)を敬してやまない著者が、満を持して贈る本格評伝。栃木女子高校時代から頭角を現した信子は、竹久夢二の誘いで上京し、生きる道を模索する。岡本かの子や野上弥生子らとの出会い、『花物語』の連載。やがて長篇小説の懸賞応募を目指すが、父の危篤の報が……【全三巻】

内容説明

私なりの吉屋さんをさぐりあてたい―。吉屋信子(一八九六~一九七三)を敬してやまない著者が、満を持して贈る本格評伝。栃木女子高校時代から頭角を現した信子は、竹久夢二の誘いで上京し、生きる道を模索する。岡本かの子や野上弥生子らとの出会い、『花物語』の連載。やがて長篇小説の懸賞応募を目指すが、父の危篤の報が…。(全三巻)

目次

鬱金桜
紫の矢絣・海老茶の袴
東京漂泊
付録…吉屋信子のアルバム1

著者等紹介

田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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元気伊勢子

6
田中正造と竹久夢二とのつながりは、初めて知った。他にもたくさんの知った名前が出てくる。世間は、広いようで狭い。私は、定期的に「百合姫」を購読しているが、吉屋信子さんの小説との違いを知りたい。吉屋信子さんの俳句集を読んだことがあるが、少女がそのまま大人になった感じという印象があった。この本を読んで大人の小説を書きたいという願望を抱いていたことも初めて知った。2024/12/25

うさぎや

6
田辺聖子による吉屋信子の評伝。竹久夢二とのやりとりのくだりにびっくり。2023/07/16

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