中公文庫<br> 老人初心者の覚悟

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中公文庫
老人初心者の覚悟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073173
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

『いい女、ふだんブッ散らかしており』につづく、『婦人公論』好評連載の書籍化第二弾。65歳、高齢者の仲間入りをしてからの、身の回り、体調、容姿、心境の変化を綴る。多彩な抽斗と表現で、自らの過去と現在を赤裸々に書き尽くした、極上のエッセイ集。

内容説明

老化とは、ひたすら順応することである。「ま、そんなもんか」と半ば諦めの境地に至るものである。「高齢者」の仲間入りをした著者が、ときに強気に、ときに弱気に、老化と格闘する日々を綴る。老人若葉マークの踏んだり蹴ったり、笑いジワ必至の痛快エッセイ。

目次

捨てた女
間違いの始末
音色はいずこ
夏帽子
老化の片隅
たったオノマトペ
比較の力
まぶたのハハハ
小さな得
怖がられるオンナたち〔ほか〕

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力―心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shincha

62
小生より、少しだけ…いや、結構お姉様である阿川佐和子さん。TVで拝見することはあったが、著書を拝読するのは初めて。エッセーなので、作者の日頃の何気ない考えとか体験談とか、飾り気のない文章で表現され、素敵なお人柄がうかがえる。こんな姉がいたら、面倒臭いけど、楽しい姉弟になれただろうな…などと勝手に妄想している。可愛らしいお顔に似合わず、結構、ズケズケとものを言い、ズボラなところがあり、63歳で結婚すると言う決断力、行動力があり…人間誰しも歳をとる。前期高齢者間近の小生も、楽しく生きようっと!2024/03/11

さくらっこ

50
「老化とはひたすら順応することである」裏表紙の言葉が印象に残った。阿川さんが、70歳を過ぎて腰痛などの症状を感じながらも自らを高齢者と認めたくない気持ちはよくわかる。年齢で言えば、明らかに老人であっても「自分は大丈夫」と思ってる人がたくさんいるのではないだろうか。その為、台風の時に畑を見てくると出かけて行方不明になるという悲劇も起こる。人生100年時代の到来で余生は長い。まだまだ若い者には負けたくないという気概を持つのはいいが、阿川さんのように明るく老化を受け入れることができたらいいなと思った。2024/09/16

わんつーろっく

31
初出は2016〜19年の「婦人公論」のエッセイ。前期高齢者の仲間入りをした阿川さんの覚悟、そこにはまだまだいっぱいのワクワクの予感。文士を父にもつ同輩との繋がりが興味深い。瞬間湯沸かし器のような父の遺伝子をしっかり受け継いでいるような、昨今の怒りっぽさを自覚し、「お前、図に乗っているぞ」とテレビの自分に突っ込む謙虚さ笑に好感を持ちます。老化とは、ひたすら順応することである。ですね。2023/08/29

コギー

29
『婦人公論』連載コラム。初出は2016年~2019年。平成時代末期から令和になった直後。やはり、その後の新型コロナウィルスによる世界的なパンデミックなど、影も形もなかった時期。もはや、「平成」という時代が遠くなってしまったように思う。2024/06/29

4丁目の父ちゃん

22
阿川佐和子さん、自分から見てちょっとお姉さんだから今は70歳かな。作品は65歳頃から書き始めた様で、まさに老人初心者のつぶやきでした。 目で活字を読んでいるより、目の前でつぶやいているのが耳で聞こえる様でした。まだまだ、マイペースでご活躍ください。2024/10/17

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