中公文庫<br> チキンライスと旅の空

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中公文庫
チキンライスと旅の空

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122072411
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報



池波 正太郎[イケナミショウタロウ]
著・文・その他

内容説明

「旅の空の下で、チキンライスは、私と切っても切れないものになるのである」。初対面の人びととの接触こそ旅の醍醐味と唱え、自分が生まれた日の父のことばを思い、四季のない町は日本の町ではないと説いて薄れゆく季節感を憂える…。時代小説の大家にして食エッセイの達人が綴る、食、旅、暮し。“巻末付録”座談会「わたくしの味自慢」

目次

レコードこの一枚
東京の夏
はじめてテレビを買ったころ
私が生まれた日



私の正月
私の一日
師走の私
絵筆と共に
散歩
大川の水
町の姿
日本橋・銀座・丸の内

京都・南座界隈
温泉で泳いだ話
横浜にて
バリ島の夜の闇
セーヌとパリジャン
パリから南仏ニースへ
サン・ドニの女たち
モンパルナスの〔若出雲〕
神田・連雀町
どんどん焼
小鍋だて
蕎麦
小鰭の新子と秋刀魚
江戸風味の酒の肴
当世豆腐考
チキンライス
東京の下町
三階の「紬」の席
子供のころ

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
大正12年(1923)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和19年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、21年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。23年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、35年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、52年に吉川英治文学賞、63年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(1990)五月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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コジ

27
★★★☆☆ 池波正太郎のエッセイ。散歩や映画を観に行った帰りにフラリと蕎麦屋に立ち寄って、お新香で一合徳利で日本酒を呑みながら蕎麦を待つ…。憧れる。2023/12/22

Shoji

24
東京の下町で昭和時代を生き抜いた池波正太郎のエッセイ。内容は、下町の風物、旅行、映画、食、家族、交友関係など多岐にわたります。普段の生活そのものが道楽であったようです。とりわけ、食と旅には一家言をお持ちのようだ。「家長たるもの、男たるもの」を地で行く池波さん、格好いいなぁ。憧れます。2024/10/06

ようはん

19
池波正太郎が少年期を過ごしたのは戦前期でまだ江戸時代の情緒や文化が残されており、剣客商売や鬼平犯科帳などの数々の作品のベースになった。しかし戦後の高度経済成長により失われていった哀惜も語られている。 2025/05/05

テツ

15
池波正太郎のエッセイ。勿論時代小説も全て面白いけれど、エッセイも面白いですよね。いくつになっても、仕事が忙しくても、余暇をしっかりと楽しんだり美味しいものを食べたりする時間は大切にしたいなと感じます。休日に時間を贅沢に浪費してダラダラと美味しいものを食べたり、散歩したり、そうした無駄な時間こそが人生を豊かにするし「しあわせ」と直結しているんだろうな。忙しい日常生活の中でもそうした余裕を忘れずにいたいものです。……チキンライス食いたくなるな。2023/03/06

剛腕伝説

10
大酒飲みで長男の正太郎が産まれたときに『今日は寒いので明日見に行きます』と産婆に告げた父親。二回の離婚を経験し、女の細腕で子供二人と祖母と曾祖母を養った母親。殺気だって働いていた母親は口も悪かった。『豆腐の角に頭をぶつけて死んじめぇ』、『隅田川には蓋がしてないんだから、頼むから、行って飛び込んでおくれ!』等と毒口を聞いた。そんな母にも捌け口があった。家族に内緒で10日に1度、浅草の金寿司で鮨を頬張ることだった。女一匹、気を張って生き抜いていたんだなぁ。2025/04/25

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