中公文庫<br> 犬の報酬

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中公文庫
犬の報酬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071681
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。

「今時土下座なんかあり得ない」「典型的な社畜」「出世のためなら何でもやるのかよ」

そう、会社のためなら何でもやる。


大手メーカー・タチ自動車は自動運転実験中に衝突事故を起こす。警察は発表しなかったが、数日後、この事故の記事が東日新聞に掲載される。情報はどこから漏れたのか? 総務課係長の伊佐美を中心に「犯人探し」のチームが発足するが……。新聞記者、内部告発者、そして「社畜」。それぞれの正義が交錯する、圧巻の経済小説。

内容説明

大手メーカー・タチ自動車は自動運転実験中に衝突事故を起こす。警察は発表しなかったが、数日後、この事故の記事が東日新聞に掲載される。情報はどこから漏れたのか?総務課係長の伊佐美を中心に「犯人探し」のチームが発足するが…。新聞記者、内部告発者、そして「社畜」。それぞれの正義が交錯する、圧巻の経済小説。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第一三回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Takeshi Kambara

29
完全自動運転の実証実験中に事故を起こした大手自動車メーカーは隠蔽に奔走するのだがどこからかリークされてしまう。謝罪どころかリーク犯を探るプロジェクトチームを結成するようなクソ会社VSマスコミ、そして見えざる闇の力すら見え始めたころに壊滅的な事件が…。自らの正義を捨てて社畜にならざるをえない社員達の葛藤が痛かったしマスコミは世のイメージほどマスゴミなんかじゃないのも良く分かった。腐った会社を変えるためには自らが一つでも序列の上を目指すしか無いのならば泥をすすってでも這い上がるしかない。勉強になりました(笑)2022/10/07

アルクシ・ガイ

5
この著者の新聞社小説は、いまいちぶっとんでない。筆が遠慮しているというか。内実を知っているので、想像の翼がはためかないのだ。やっぱり警察小説に限るなあ。2022/04/10

Thomas51

5
自動車会社の社内の物語。既読感が強いが初読のようだ。大手自動車メーカーのタチ自動車で自動運転実験中に衝突事故が発生する。警察発表はなかったが、後日東日新聞がスクープ記事を掲載する。 5年前にリコール問題で揺れたタチ自動車は、情報隠匿が会社のイメージや信用を失うことに繋がることを痛感したはずなのに、今回も記者会見の後は、社長の命令で情報漏洩の犯人捜しを始める。2022/02/27

今Chan

4
文庫の帯に「本年度№1経済小説」とあったので、読んでみた。自動運転の車の開発を巡る企業の小説。社畜となって働く企業マンと、不正を暴こうとする新聞記者の二人を軸に、スリリングに展開する。しかし、もっとえげつない事件・事故が起きる現代にあっては、現実よりもインパクトが弱い気もした。2022/04/30

オオイ

4
自動運転試走車が千葉で事故、内部告発で新聞社に漏れる自動車会社とマスコミとの駆け引き社内の軋轢、後味が良くない。2022/02/04

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