中公文庫<br> 台所太平記 (改版)

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中公文庫
台所太平記 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

特技はお料理、按摩、ゴリラの真似――曲者揃いの女たちが、文豪の家で元気にお仕事中!珍騒動と笑いが止まらぬ女中さん列伝。〈解説〉松田青子

内容説明

お料理上手や姉御肌、ハイカラ趣味に特技はゴリラの真似―?文豪の屋敷でのびのび働く女中さんは曲者揃い。初は「いけすかない爺さん」と主人に言い放ち、銀は大恋愛に猪突猛進、百合は昭和の大女優をもたじたじとさせ、千倉家のお台所は毎日てんやわんや。愛情とユーモアに満ちた抱腹絶倒の女中さん列伝。

著者等紹介

谷崎潤一郎[タニザキジュンイチロウ]
明治19年(1886)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治43年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。豊麗な官能美と陰翳ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、昭和40年(1965)7月没。この間、『細雪』により毎日出版文化賞及び朝日文化賞を、『瘋癲老人日記』で毎日芸術大賞を、また昭和24年には、第八回文化勲章を受けた。昭和39年、日本人としてはじめて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ケイ

99
女中についての話。創作的部分もあるだろうが、戦前から昭和三十年代の女中たちの描写なのに、今と変わらないじゃないかという印象。女中同士の同性愛とか、人工授精なんて言葉まで出てくる。最初に来た女中が鹿児島出身だからと鹿児島から次々に若い娘がやってくる様子なども楽しかった。スケベ的な描写は、谷崎だから仕方ない(まあ、このくらいまではね)。京都の地名は馴染みがあり、想像しやすい場所などが多いのだが、南禅寺のそばとか、糺の森あたりとかなんてまあ裕福であることだ。足の裏の白さとか、彼のフェチ的傾向ももらさずわかる。2023/08/09

たま

63
ブックオフで見つけた文庫。昔読んだしドラマを見た記憶もあるが、今はPC的にどうなの?と思いつつめくると、出版社も苦慮したようで2021年の改版の解説は松田青子さん。谷崎を茶化して女中さんたちを生き生き描く挿絵(山口晃)も良い。個性的な彼女たちが容貌をネチネチ描写する谷崎を圧倒する※。単行本は1963年。住み込みの女中さんが長期間勤める時代はその頃、高度経済成長と冷蔵庫や洗濯機の普及とともに終わった。ここに描かれた濃密な人間関係と風俗は(私は子どもの頃を思い出して懐かしいが)過去の貴重な記録となっている。2023/05/28

そら

42
とっても興味深くて面白かったです(^^)/。女中さんたちが谷崎潤一郎たちをお世話しているのか、、?谷崎夫婦が女中さんたちをお世話しているのか、、?持ちつ持たれつですね。田舎から都会に出て女中さんになるってこういう感じなのか~。今まで持っていた地味でちょっと暗いイメージがガラリと変わりました。人との繋がりが深いわ~ってか、濃いわ~(^_^;)。皆さん、生き生きと生きてる。そんな時代だったのかな?羨ましいです。それにしても、うさ耳帽子を被った谷崎潤一郎のイラストが超ウケる(笑)。2021/12/04

ヨーイチ

32
作者名より題名が先に記憶されていた。幼少期にテレビドラマを見た記憶がある。その後小説、文芸に親しみ、谷崎を知るようになった。最晩年、文壇の重鎮になった谷崎が自分に仕えてくれた女中達を語った小説のような読み物。一読してとても面白いのは当然として、昔の人たち(戦後ではあるが)の考え方や文化がうかがえてる。こういう世界を撲滅する方向で世の中が進んでいる訳で、その意味でも貴重だと思う。作中では主人公も夫人も彼女たちを大切に遇しているのが分かるが、それとても昔の接し方なのだろう。続く2023/09/19

syota

31
戦前から戦後まもなくの時期に、ある作家の邸に住み込みで働いていた女中さんたちを描いた、という形の作品。言うまでもなく谷崎家がモデルになっている。10人近く登場する女中さんたちは、いずれも個性的でキャラが立ち、存在感十分。文字もろくに書けず主人(谷崎)に教えてもらった人から、谷崎源氏を全巻持参して住み込んだ人まで様々だ。軽いユーモアやとぼけたところ、谷崎らしい女性観察もあって、ゆったり楽しませてもらった。現代の人権感覚からは一部気になる記述もあるが、書かれた時代を考えればそこは割り切るべきだろう。2022/08/16

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