中公文庫<br> わが文学 わが作法―文学修行三十年

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中公文庫
わが文学 わが作法―文学修行三十年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 213p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070356
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1195

出版社内容情報

「雁の寺」四部作「五番町夕霧楼」「越前竹人形」「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」「飢餓海峡」8「湖の琴」「銀の庭」「霙」「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」79「凍てる庭」「冥府の月」「桜守」「好色」「男色」「蓑笠の人」「越前一乗谷」「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」「兵卒の?」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」「宇野浩二伝」「古河力作の生涯」「鶴の来る町」「一休」「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」「若狭幻想」「霧と影」「死の流域」「海の牙」「火の笛」「寺泊」「壺坂幻想」他「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」戯曲「雁の寺」他

内容説明

様々な職業遍歴と放浪のすえ、文壇にはなばなしく登場して以来、多くの名篇を世に送り出した著者が、処女作から、直木賞受賞作『雁の寺』、川端文学賞受賞作『寺泊』までの代表作品の背景をエピソードを交えて描き、書くことの方法と身を削る「業」の厳しさを明かす。文学作法を自身の言葉で語る本作品は水上ファン必携の一冊。

目次

「雁の寺」四部作
「五番町夕霧楼」
「越前竹人形」
「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」
「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」
「飢餓海峡」
「湖の琴」「銀の庭」「霙」
「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」
「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」
「凍てる庭」
「冥府の月」「桜守」
「好色」「男色」
「蓑笠の人」「越前一乗谷」
「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」
「兵卒の〓」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」
「宇野浩二伝」
「古河力作の生涯」「鶴の来る町」
「一休」
「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」
「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」
「若狭幻想」
「霧と影」「死の流域」
「海の牙」「火の笛」
「寺泊」「壺坂幻想」他
「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」
戯曲「雁の寺」他

著者等紹介

水上勉[ミズカミツトム]
1919(大正8)年、福井県に生まれる。幼くして京都の禅寺に預けられる。立命館大学文学部国文科中退。61(昭和36)年『雁の寺』で直木賞、『宇野浩二伝』で菊池寛賞、『一休』で谷崎潤一郎賞、『良寛』で毎日芸術賞、『寺泊』で川端康成文学賞受賞。2004(平成16)年9月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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towerofthesun

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「作家の業というようなものがあれば、書くのも業だが、書かぬというのも業のはずである。」ー日本の辺境にしがみつくように住む人々の悲哀を、職人のように小説に仕立てて描き続けた筆者による、自著解説集。まだ作家人生も半ばにして全集を編むことになり、その巻末につけた解説を集めたものなのだが、本来屋上屋を重ねるような仕事も断らず淡々とこなす筆致は、これ自体が一つの到達点ともいえる気がする。2021/03/05

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