出版社内容情報
麻袋から男の生首が。現場に急行する沖縄県警に対し、捜査の中止が要請される。米軍将校の住宅敷地内で発見されたため捜査権は米国にあるというのだ。立ちはだかる日米安保条約に、朝倉率いる“特別強行捜査班”の捜査は難航。一方、朝倉の元恋人・幸恵も窮地に立たされていたーー。自衛隊出身の警察官が活躍する、シリーズ第六弾!
内容説明
麻袋から男の生首!?現場に急行する沖縄県警に対し、捜査の中止が要請される。米軍将校の住宅敷地内で発見されたため捜査権は米国にあるというのだ。立ちはだかる日米地位協定に、朝倉率いる“特別強行捜査班”の捜査は難航。一方、朝倉の元恋人・幸恵も窮地に立たされていた―。自衛隊出身の警察官が活躍する、人気シリーズ第六弾!
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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future4227
45
シリーズ6作目。ついに正式な組織として発足した自衛隊と警察のハイブリッド捜査機関「特別強行捜査班」。リーダーの朝倉の活躍もさることながら、一番の見どころはリベンジャーズの寺脇京介との共演だ。即席のコンビながらも絶妙なチームワークとそこで結ばれた二人の深い絆。満身創痍で絶体絶命のピンチを切り抜ける。この作品自体はハッピーエンドなのだが、この3ヶ月後を描いた傭兵代理店シリーズ『傭兵の召還』でなんと寺脇京介が命を落とすことになる。朝倉も墓参りで登場し、悔しさを滲ませる。作者の渡辺さんも随分と酷な設定をするなぁ。2021/03/24
さるお
2
単行本からの文庫再読。著者他シリーズからの主人公の登場により肉付けされたストーリー。今回も一気読み。毎度ながら普段の生活に元気を与えてくれる一冊。2021/01/27
マルハ
0
★★★/52023/06/07
とーさん
0
80点2023/06/03
孤灯書屋
0
⭐️⭐️⭐️2022/07/16