中公文庫<br> 軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ

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中公文庫
軍国日本の興亡―日清戦争から日中戦争へ

  • 猪木 正道【著】
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  • 中央公論新社(2021/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122070134
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1121

出版社内容情報

明治維新後、日本は数十年にして近代民族国家としての自立に成功した。近代化とは軍国化にほかならず、日清・日露戦争に勝利すると、国際社会の一員として世界各国と協力し、互いに主権と独立を守という精神は次第に忘れられ、軍国主義化の色彩を強めていった。


軍部は立憲国家の枠を越えて独走、日本は国際的孤立化に陥った。

施政者と世論を巻き込み、国家の自爆ともいえる大東亜戦争あるいは太平洋戦争に至った経緯を詳説する。


巻末に『軍国日本に生きる』を文庫初収録。

内容説明

明治維新後、日本は数十年にして近代民族国家として自立したが、近代化とは軍国化にほかならなかった。日清・日露戦争に勝利した日本は次第に軍国主義化の色彩を強め、軍部は独走、国際的孤立に陥った。施政者と世論を巻き込んで大東亜戦争あるいは太平洋戦争に至った経緯を詳説する。巻末に著者の回想「軍国日本に生きる」を併録する。

目次

近代化と日清戦争
北清事変と日英同盟
日露戦争(1)
日露戦争(2)
韓国の併合
日米関係の緊張と軍国化
明治から大正へ
第一次世界大戦とロシア革命
軍縮と大正デモクラシー
金融恐慌と張作霖爆殺
ロンドン会議と“金解禁”
陸軍の発酵
満州事変
五・一五事件と国際連盟脱退
ヒトラー政権
軍国主義化
広田内閣
自爆戦争へ

著者等紹介

猪木正道[イノキマサミチ]
1914(大正3)年、京都市生まれ。東京大学経済学部卒、三菱信託株式会社、三菱経済研究所を経て戦後、成蹊大学教授、京都大学教授、防衛大学校長、青山学院大学教授を歴任。京都大学名誉教授、平和・安全保障研究所顧問などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nnpusnsn1945

39
新書版は前に読んだので感想はそっちを見てほしいが、軍の統帥権からみた日本近代史といえる。本書では筆者の回顧録も入れられており、日中戦争開戦あたりで止まった内容が補われている。恩師の河合栄治郎氏の獄死や、軍部の稚拙な作戦指導が垣間見える。2023/08/15

バルジ

5
新書版の再刊として付録に雑誌連載の回顧録は付せられており本書の内容を理解するに助けとなる。本書は近代日本の歩みを「軍国主義」に主軸を置きいかにそれらを抑えるべく明治の政治指導者が腐心し、昭和の政治指導者がいかに失敗したのか激烈な言葉を用いて語る。政軍関係の文脈から読むといわば「軍からの安全」という視点に立脚し「政治からの安全」としての軍のあり方を論ずる事が無いのは著者の実体験から見ると仕方が無いのかもしれない。2021/02/11

Go Extreme

1
平和主義と軍国主義の双生児的酷似 軍事的価値の過大過小評価回避 護衛艦無視の群集心理 粘土脚の軍国大国 受動者地位確保と機先制御 北洋艦隊の壊滅 満韓分離政策 天皇直隷の帷幄上奏権 統帥権と輔弼権の相克 精神主義偏重の近代化遅延 九カ国条約違反と国際孤立 戦争で戦争を養う幻想 天皇機関説排撃と国体明徴 法治国と神話国の矛盾 超然内閣への逆行 陸海両大国との同時敵対 軍事費膨張の非常時対応 抗日統一戦線形成 共産党支配への意図せぬ貢献 暴力前の真理永遠性2025/05/01

緑のたぬき

1
日本が軍国に堕ちていくまでを解説。神の国幻想に囚われた青年将校、文民統制を欠いた軍部、反逆者を裁けない軍組織の腐敗、穏健、慎重派の文官を次々と暗殺、侵略戦争を推奨する東大などの学会、不況などで戦争に活路を見出す国民、天皇という君主国家の飾りに大権に付与。明治維新時の伊藤、山縣が生存したうちはこれらを元老院が軍部を抑えらていたが、それらがいなくなった後は侵略戦争に肯定的な人間が主流に。薩長による暴力によってつくられた帝国日本は陸軍の暴力暴走によって滅亡。暴力、暗殺者、戦争主義者に乗っ取られた帝国日本。2022/04/11

yasuhitoakita

1
良書^^2022/01/14

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