出版社内容情報
孟嘗君亡きあと、謀略に落ちた慈光苑の人々を助け、新しい一歩を踏み出す呂不韋。一商人から宰相にのぼりつめた政商の激動の生涯を描く大作、第三巻。
内容説明
孟嘗君亡きあと、斉と魏の謀略により薛は滅びた。貧しい人を救済するため、孟嘗君らが作り上げた理想郷・慈光苑に暮らす人々を戦火の中から救い出した呂不韋は、優れた農人・田焦をともなって陶へと向かう。新しい一歩を踏み出し、商人として立つことを考え始めた呂不韋だが…。
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、93年『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 海燕 - 酒井和子句集



