出版社内容情報
「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ、衝撃の最終巻。
突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。了が前夜会っていた情報屋の岩隈が殺害され、その容疑をかけられたのだった。次々と狙われていく関係者たち、残された謎の符号「ABC」――。背後に潜む復讐者の正体とは? 刑事として生まれた男、最大にして最後の事件。
内容説明
「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。了が前夜会っていた情報屋の岩隈が殺害され、その容疑をかけられたのだった。次々と狙われていく関係者たち、残された謎の符号「ABC」―。背後に潜む復讐者の正体とは?刑事として生まれた男、最大にして最後の事件。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第一三回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
94
前巻の最後で警告があったことが実際に起きてきます。以前に所属した青山署から主人公が任意同行を求められます。主人公の情報提供者が殺されてのことでさらにほかの知人も殺されます。以前の相棒などが協力しますがもどかしい感じが残ります。2021/06/02
こなな
34
最終作。怪我もしている。けっこう気丈に耐えているが精神的にも切迫している。了さんの味方達も手を出せない状態だ。了さんが危ない。恐怖感のまま読了。山口さんと連絡取れなかったとき、山口さんに危険が迫ってるとどうして気づかないの?って動悸したくらいだ。早く下巻を読もう。2021/01/02
米太郎
18
やはり派手だなぁ。図書館から借りては来ていたものの前作を読まずにこっちを読んでしまったため話が分からないとこもあるがおもしろい2022/03/16
たーさん
17
シリーズ完結編。途中、中断した時期もありましたがここまで来ました。シリーズの集大成ということもあり今まで登場した人達が総決算。のっけから情報屋殺しの容疑で青山署に連行される鳴沢刑事。嫌疑は晴れたかと思われたが第二の殺人事件が起きて…。 精神的にも肉体的にも追い詰められていく鳴沢了。自宅謹慎を言い渡され警察手帳のないなかでの単独捜査。次はどうなるのと先が気になるストーリー。続きは下巻で。2024/01/03
カチ
15
読んだのは新装版じゃないけど、鳴沢シリーズ10上読了。シリーズ最終章にきて、鳴沢最大のピンチ❗青山署での事件で関わりがあった岩隈に呼び出された鳴沢はその後に岩隈の死を知る。疑いをもたれ、自宅謹慎になった鳴沢は一人で捜査する。その後、会う約束をしていた山口も殺され、鳴沢に更に嫌疑がかかる。何度も命を狙われ、誰も、冴さえも助けてくれない。ブツとは一体何なのか?十日会の他に鳴沢を狙っているのは誰なのか?絶対絶命の鳴沢。下巻に進みます。2021/02/09
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