中公文庫<br> 盤上の向日葵〈上〉

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中公文庫
盤上の向日葵〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122069404
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

2018年本屋大賞2位!


著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化!





平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――

内容説明

平成六年、夏。埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一瞬に挑もうとしていた。重厚な人間ドラマを描いた傑作ミステリー。

著者等紹介

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年に『検事の本懐』(宝島社)で第一五回大藪春彦賞を、16年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第六九回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト一〇”第一位、18年に『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第二位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

381
序章のタイトル争い熱いのう。二人とも応援したい。章が進むにつれて、読むスピードは加速したぞよ。タイトル戦は序章で、双方負けられない、負けたくない争いの佳境でね、最初はフラットに応援だったんけど、たんだんと偏っていくのよ。3年前位の事件(?)と、上条プロの生い立ちの話が交互に示されてね。辛い()。辛いけど、成功が示唆されて良きかな。どうなるの後半戦。もう不安しかない。けど、そんな単純なストーリーな筈ないと信じておりますし。幸せな結末でありますように。勢いはそのままに後半戦にGO‼︎2022/08/16

ノンケ女医長

277
将棋には興味がないので、名匠が手掛けた駒の価値や魅力、そして遺体とともに発見された設定にも、あまり醍醐味は感じにくかった。それより、虐待されて育った男の子の描写が本当に胸を打つ。毎日、無数の痣が出来るまで心身を傷つけられても、ひたすら父を待ち焦がれる。父が気紛れに放り投げた飴玉を受け取り、満面の笑みを浮かべる桂介。子宝に恵まれなかった夫婦に、一時の至福を与えた彼の将来に期待しつつ、下巻へ。あたしも私財を投げ打ち桂介を応援したい。泣いた。2024/07/22

イアン

223
盤上を舞台とした柚月裕子の長編。埼玉県の山中で発見された身元不明の白骨死体の手には、時価600万円は下らないとされる名匠・初代菊水月作の駒が握られていた…。事件を追う佐野・石破コンビの執念もさることながら、本書の見どころは、後に異端の天才棋士と呼ばれる上条桂介を取り巻く人間関係にある。幼い頃から父親に虐待されて育ち、たった一粒の飴玉に目を輝かせていた少年が、近隣に住む老人・唐沢と出会い将棋を深く知ることで、人間的に成長していく。特に、桂介の体に虐待の痕を見つけた唐沢の一言がいい。評価と感想は下巻読了後に。2020/11/03

あきぽん

193
平成初期に殺人事件を追う刑事の物語と、昭和40年代の泣けるヒューマンドラマ、2つの時代の2つの物語が交互に語られます。その2つを結びつけるものは将棋の駒。これは本当に面白くていい本なので読まないと損ですよ~2021/02/06

のり

188
山中から見つかった遺体と名匠の手によって作られた将棋の駒。数組しかない名品の行方を追う刑事。そんな中、異色の経歴を持つ「上条桂介」が初のタイトル戦に挑んでいた。不遇な幼少期、母親を失い、父親には虐待の日々を送っていたが、恩人と呼べる人と将棋との出会いで、どん底にあった生活が一時救われる。大学進学により上京して新たな環境にどう変異していくのか…下巻へ。2021/04/27

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