出版社内容情報
高校生の沢柳有貴は、3年前の殺人事件を機に記憶を失った母と二人暮らし。父は別居して、若い恋人に夢中だ。ある日、殺人事件の犯人の夫が何者かに殺された。さらに、有貴が通り魔に狙われ、父の会社では盗聴器が見つかり、一家の経営する会社に窮地が訪れる。”家”を守るために秘密を抱えた”家族”の行く末は。〈解説 山前 譲〉
【目次】三年後/新聞/帰りの時間/夜ふけの散歩/直感/居残り/出迎え/奇妙な出会い/酔った父/暗がりで待つ/緊迫の夜/赤いスーツ/訪問客/不運な出会い/恐怖の朝/母の帰宅/隠す/会見/容疑/紅茶の香り/真犯人を捜せ/変身/乱闘/深夜の電話/ある提案/逃亡/意外な組み合わせ/病室/静かな葬儀/夫婦/勘違い/混乱/射殺死体/侵入/返り血/誘惑/行き止まり/華燭/真実の苦さ/明日を待つ人
内容説明
高校生の有貴は三年前の殺人事件を機に記憶を失った母と二人暮らし。父は別居し、若い恋人に夢中だ。殺人犯の出所直前に、その夫が通り魔に襲われた。さらに有貴も狙われ、父の職場で盗聴器が見つかり、家族が経営する会社は窮地に陥る。正体不明の犯人に秘密を握られた家族の行末は…。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。2016年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
なえ
すみっちょ
M.kaori☂️☂️☂️🌻🌻🌻☁️☁️☁️🍒🍊🪶🍍
kokonoe38 / 九重ミワ