中公文庫<br> 夜に迷って

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夜に迷って

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122069152
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

可愛い中学生の娘と次期社長の夫とともに、社宅で暮らす沢柳智春にとって、たった一度の浮気は気の迷いにすぎなかった。過ちは水に流して幸福な家庭の主婦に戻り、義父の隠し子の幼稚園探しや義弟や実弟のトラブル解決に暗躍し、実家の父母の悩みに向き合いながら家族を守ろうとする智春。しかし、いつの間にか、悪意と嫉妬に染まった噂が広まっていく。家族のしがらみにとらわれ、追いつめられていく緊迫のサスペンス。〈解説〉山前 譲




【目次】囁く夜/めまい/家を出る/娘/怒った女/同居人/実家/決算/我が家/困惑/平和な夜/くちづけ/女同士/婚約者
/応接室/情報/急病/夜中の家族/取り乱す/夜の病院/カーテン/救急車の娘/入院/呼出し/失敗/お払い箱/決意/妄想/シャッター/旅立ち

内容説明

将来有望な夫と可愛い娘のいる沢柳智春が犯した、たった一度の過ち。過去は忘れて、義父の隠し子や義弟の問題解決など、家族のために誠意を尽くしていたが、いつのまにか悪意に満ちた噂が広まっていく。家族のしがらみにとらわれ追いつめられる、緊迫のサスペンス。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。2016年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白雪ちょこ

17
たった一つの噂から、主人公の智春達一家がどんどんと闇に崩れかけていく。 そんな悲惨すぎる話だった。 女の妬み嫉み、そして憎しみは何とも恐ろしいことだろう。 美人でしかも社長の息子と結婚しているというだけで、それはそれは妬まれること間違いなし。 恵まれていない人間ほど、幸せな人の足を引っ張り陥れようとする所も、うまく描かれていた。 智春の娘である有貴は、たくましく、続編で何とか立ち直って欲しいことを願っている。しかし、こういう時に限ってなぜ男性はこうも頼りないのだろうか??2022/01/30

なえ

12
一つの過ちから事が大きくなり、更に問題が次から次へと智春に襲いかかり大変だぁ。伸男の母・ちか子は会社の為とは言え、何て恐ろしい女なのだろう。伸男も伸男でここでも浮気。呆れるわ(´Д` )2020/10/18

あつ子🐈‍⬛

8
積ん読消化。やっぱり赤川センセはユーモアミステリーの方が好きだな。とっても暗いお話でした。 クズ揃いの大人の中で、有貴ちゃんとか浩士さんの存在は救い。え!この作品に続編があるのー!?(汗)2021/10/01

みやしん

5
元単行本が前世紀末の発刊なので、令和の価値観を持ち出すのはあまり相応しくないのは承知しているが、淫行教師(元)にゲイを嗤う資格はなかろうに。だらしない男達と軽率な女達の群像劇。主役夫婦それぞれの問題ある家族及び周辺人物が序盤で次々現れるからややこしい。一見誠実そうだったのにとうとうハニーな穴に落ちた夫も男って馬鹿よね。主人公が一命を取り留めたシーンで幕を閉じるけど、殆どの問題は棚上げされたまんまだ。2024/08/20

kokonoe38 / 九重ミワ

5
壮絶な話…だった…… ページを繰るごとに問題が積み上がるも、中盤まではかなり緩やかな展開。じりじりと追い詰められていくような。しかし残り幾許となったところで急加速。最後は走り抜けるように読み切った。もう20年以上前の本なので「分かった」が「分った」になるなど独特の送り仮名が目立つが、物語が相当に細かく切り分けられているので読みやすい。取り立てて誰がひどいひどすぎるということはないのだが、結末が悲惨で言葉に詰まる。解説は駄作だが続編はあるらしいので注文しておいた。この衝撃を上回ってくるのか否か。恐ろしい……2020/09/24

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