出版社内容情報
可愛い中学生の娘と次期社長の夫とともに、社宅で暮らす沢柳智春にとって、たった一度の浮気は気の迷いにすぎなかった。過ちは水に流して幸福な家庭の主婦に戻り、義父の隠し子の幼稚園探しや義弟や実弟のトラブル解決に暗躍し、実家の父母の悩みに向き合いながら家族を守ろうとする智春。しかし、いつの間にか、悪意と嫉妬に染まった噂が広まっていく。家族のしがらみにとらわれ、追いつめられていく緊迫のサスペンス。〈解説〉山前 譲
【目次】囁く夜/めまい/家を出る/娘/怒った女/同居人/実家/決算/我が家/困惑/平和な夜/くちづけ/女同士/婚約者
/応接室/情報/急病/夜中の家族/取り乱す/夜の病院/カーテン/救急車の娘/入院/呼出し/失敗/お払い箱/決意/妄想/シャッター/旅立ち
内容説明
将来有望な夫と可愛い娘のいる沢柳智春が犯した、たった一度の過ち。過去は忘れて、義父の隠し子や義弟の問題解決など、家族のために誠意を尽くしていたが、いつのまにか悪意に満ちた噂が広まっていく。家族のしがらみにとらわれ追いつめられる、緊迫のサスペンス。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。2016年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kokonoe38 / 九重ミワ