出版社内容情報
文章の格調と気品は古典的教養から生れる――。森鴎外、川端康成、ゲーテ、バルザックなど古今東西の豊富な実例を挙げ、あらゆる様式の文章・技巧の面白さ美しさを、該博な知識と実作の経験から解明する。小説を深く味わう読者へと導く万人必読の文章読本。人名索引を付す。 〈解説〉野口武彦
【目次】
第一章 この文章読本の目的/第二章 文章のさまざま
/第三章 小説の文章/第四章 戯曲の文章
/第五章 評論の文章/第六章 翻訳の文章
/第七章 文章技巧/第八章 文章の実際/附 質疑応答
内容説明
文章の最高の目標を格調と気品に置いています―。森〓外、川端康成、ゲーテ、バルザックなど古今東西の豊富な実例を挙げ、あらゆる様式の文章・技巧の面白さ美しさを、該博な知識と実作の経験から解明する。小説を深く味わう精読者へと導く万人必読の書。新たに索引を付す。
目次
第1章 この文章読本の目的
第2章 文章のさまざま
第3章 小説の文章
第4章 戯曲の文章
第5章 評論の文章
第6章 翻訳の文章
第7章 文章技巧
第8章 文章の実際―結語
附 質疑応答
著者等紹介
三島由紀夫[ミシマユキオ]
1925(大正14)年東京に生まれる。本名、平岡公威。学習院高等科を経て東京帝国大学法律学科を卒業。在学中の44(昭和19)年に処女創作集『花ざかりの森』を刊行。戦後47年大蔵省に入り翌年退官。49年に刊行した『仮面の告白』で名声を確立し、以後、文筆活動に専念する。『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田国士演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド公爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した。68年、「楯の会」を結成し、70(昭和45)年、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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