出版社内容情報
美濃の国造・神骨の娘遠子と恋に落ちた兄・オオウスは、父オシロワケ王の意向に背き、帰郷を拒んでいた。父の命を受け兄を連れ戻しに美濃を訪れたヤマトタケルは、大胆な策により兄の窮地を救いつつ、父の信を得る。そして領土拡張の野心を滾らせる父王は、ヤマト国に頑なに服さない東国の征伐をタケルに命ずる。(全3巻)
巻末に特別対談「神話を人間の物語へ」(松木武彦・安彦良和)を付す。
内容説明
美濃の国造・神骨の娘遠子と恋に落ちた兄・大碓皇子は、父オシロワケ王の意向に背き、帰郷を拒んでいた。父の命を受け兄を連れ戻しに美濃を訪れたヤマトタケルは、大胆な策により兄の窮地を救いつつ、父の信を得る。そして領土拡張の野心を滾らせる父王は、ヤマト国に頑なに服さない東国の征討をタケルに命ずる。
著者等紹介
安彦良和[ヤスヒコヨシカズ]
1947年、北海道紋別郡生まれ。70年、弘前大学中退後上京し、手塚治虫の「虫プロダクション」でアニメーターになる。73年にフリーとなり、以後『機動戦士ガンダム』など、大ヒットアニメに主要スタッフとして参加。キャラクターデザイン、作画監督、監督などアニメ界でマルチに活躍。79年『アリオン』でマンガ家としてデビュー。90年『ナムジ 大國主』で第十九回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2000年『王道の狗』で第四回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。12年『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で第43回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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