出版社内容情報
青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明
〔目次より〕
Ⅰ 青山二郎の話
青山二郎の話
青山二郎さんの思い出
説明をしなかった青山さん
青山さんの童心
ははははは
独創は真似からはじまる
よく出来た田舎者
芭蕉を偲んで
和ちゃんの話
悪いものは見ない
青山二郎さんへの手紙
女性的才能について――あるハガキ通信――
Ⅱ 小林秀雄の話
あの頃の小林さん
ゴッホとロートレック
真の恩人は小林さん
小林秀雄さんの愛情
私の一生に書いた作品の中で
私の本箱
凡て尊敬することだ
二つの文体
文学界の表紙
Ⅲ 宇野千代の話 青山二郎・小林秀雄
夜眼、遠眼、傘の内 青山二郎
最も善く出来た田舎者――宇野千代さんについて 青山二郎
感 想 小林秀雄
〈巻末エッセイ〉淡島の家 大岡昇平
中公文庫版『青山二郎の話』解説 林秀雄
解説 宇月原晴明
内容説明
青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた二人の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林のほか、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。
目次
1 青山二郎の話(青山二郎の話;和ちゃんの話;青山二郎さんの思い出 ほか)
2 小林秀雄の話(あの頃の小林さん;ゴッホとロートレック;真の恩人は小林さん ほか)
3 宇野千代の話(最も善く出来た田舎者―宇野千代さんについて(青山二郎)
夜眼、遠眼、傘の内(青山二郎)
感想(小林秀雄))
巻末エッセイ 淡島の家(大岡昇平)
著者等紹介
宇野千代[ウノチヨ]
明治30年(1897)、山口県に生まれ岩国高等女学校卒業後、単身上京。自活のため、記者、筆耕、店員など職を転々とし、芥川龍之介はじめ多くの作家に出会い、文学の道へ。昭和32年(1957)『おはん』により女流文学者賞、野間文芸賞。47年、芸術院賞受賞。平成2年(1990)文化功労者に選ばれた。8年(1996)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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