中公文庫<br> 青山二郎の話・小林秀雄の話

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中公文庫
青山二郎の話・小林秀雄の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068117
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明





〔目次より〕


Ⅰ 青山二郎の話


青山二郎の話


青山二郎さんの思い出


説明をしなかった青山さん


青山さんの童心


ははははは


独創は真似からはじまる


よく出来た田舎者


芭蕉を偲んで


和ちゃんの話


悪いものは見ない


青山二郎さんへの手紙


女性的才能について――あるハガキ通信――





Ⅱ 小林秀雄の話


あの頃の小林さん


ゴッホとロートレック


真の恩人は小林さん


小林秀雄さんの愛情


私の一生に書いた作品の中で


私の本箱


凡て尊敬することだ


二つの文体


文学界の表紙





Ⅲ 宇野千代の話 青山二郎・小林秀雄


夜眼、遠眼、傘の内 青山二郎


最も善く出来た田舎者――宇野千代さんについて 青山二郎


感 想 小林秀雄





〈巻末エッセイ〉淡島の家 大岡昇平


中公文庫版『青山二郎の話』解説 林秀雄


解説 宇月原晴明

内容説明

青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた二人の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林のほか、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。

目次

1 青山二郎の話(青山二郎の話;和ちゃんの話;青山二郎さんの思い出 ほか)
2 小林秀雄の話(あの頃の小林さん;ゴッホとロートレック;真の恩人は小林さん ほか)
3 宇野千代の話(最も善く出来た田舎者―宇野千代さんについて(青山二郎)
夜眼、遠眼、傘の内(青山二郎)
感想(小林秀雄))
巻末エッセイ 淡島の家(大岡昇平)

著者等紹介

宇野千代[ウノチヨ]
明治30年(1897)、山口県に生まれ岩国高等女学校卒業後、単身上京。自活のため、記者、筆耕、店員など職を転々とし、芥川龍之介はじめ多くの作家に出会い、文学の道へ。昭和32年(1957)『おはん』により女流文学者賞、野間文芸賞。47年、芸術院賞受賞。平成2年(1990)文化功労者に選ばれた。8年(1996)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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冬見

17
白洲正子の『いまなぜ青山二郎なのか』を読んでいたこともあり、タイトルを見てすぐさま手に取った。白洲正子とはまた別の視点から見る青山二郎の姿。「青山学院」とまで呼ばれた集まりを作るほどに多種多様な文化人との交友を持った青山二郎のエッセイであるはずなのに、奇妙なほどに彼らの気配がしない。小林秀雄の気配すら。そこにいるのは宇野千代と青山二郎のふたり。芸術や彼の業績を抜きにして(なんと「陶器には興味がなかった」とまで言っている)、青山二郎その人自体にのみ興味と親愛の情を持っていたのだなと感じさせられた。2021/01/19

naotan

14
小林秀雄の名前につられて購入。青山二郎という御仁のことは全く存じあげなかったのだけれど、あの本の装丁も、あの雑誌の表紙も、彼の筆によるものと知って驚きました。骨董品の話は面白い。2020/08/12

キー

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青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明2025/05/06

キー

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青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山、小林、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明2025/05/06

寛理

0
宇野千代の文章だけでなく、青山、小林、大岡昇平のエッセイも載っている。前の3人がわりと意味不明な文章を書いているのに対し、大岡昇平の文体はきわめて明晰だ。とにかく、最近大岡の文章を読めない環境にいるので一種の清涼剤になった。2020/12/27

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